文豪の自宅で撮影。映画『わが母の記』の“こだわり”とは?

2012.4.26 18:17配信
映画『わが母の記』のワンシーンと、作家・井上靖氏の自宅写真(C)2012「わが母の記」製作委員会

井上靖の自伝的小説を原田眞人監督が映画化した『わが母の記』が28日(土)から公開される前に、役所広司演じる本作の主人公、伊上洪作が執筆活動をする部屋の画像と、井上氏が生前に執筆をしていた部屋の画像があわせて公開された。

その他の写真

本作は文豪・井上靖が自身の人生や家族との実話を基に綴った『わが母の記〜花の下・月の光・雪の面〜』を原作に、普遍的な家族の愛を描いた物語。役所が作家・伊上を、樹木希林は母親の八重を、宮崎あおいは三女の琴子を演じ、第35回モントリオール世界映画祭の審査員特別グランプリ受賞をはじめ、海外の映画祭でも注目を集めている。

井上氏は生前、東京・世田谷区で家族と暮らし、数々の作品を執筆してきた。本作は、氏の自伝的小説を基にしていることから、映画の撮影を井上氏が暮らした自宅で敢行。そのことで、書斎や、編集者が集まった応接室、居間など、文豪とその家族が実際に暮らした“生活の気配”がフィルムに写りこんでいるという。

ちなみに、井上氏と家族が住んでいた世田谷の自宅は映画撮影終了後に、井上氏の生誕の地である北海道の旭川に移築され、同地の井上靖記念館が5月6日(日)にリニューアルオープンする。

『わが母の記』
4月28日(土)全国ロードショー

いま人気の動画

     

人気記事ランキング