電力自由化で販売会社検討は2割、すでに選択済みは1割、MMD研究所が調査

2016.3.31 17:6配信
電力自由化に関するユーザーの考えに近いもの

MMD研究所は3月30日、20歳以上69歳以下の男女を対象に実施した「電力自由化に関する意識調査」の調査結果を発表した。実施は3月17日~3月20日で、有効回答数は2208人。

電力自由化について、自身の考えに近いものを尋ねた質問では、「電力自由化についてはなんとなく理解はしているが、電力自由化に合わせて販売会社を検討するまでに至っていない」という回答が37.0%でもっとも多かった。次いで、「電力自由化については利用を検討したことがあるが、電力自由化に合わせて販売会社を選ぶには至っていない」(20.0%)がそれに続く。

この結果を、認知から利用までのファネルで表すと、「認知」が94.4%、「サービス会社認知」が80.1%、「内容理解」が67.0%、「利用検討」が30.0%、「申込み」が10.0%という結果となる。

インターネット回線と携帯電話のセット割引「光コラボ」に対する、認知や利用に関する質問では、「光コラボについて、サービスは聞いたことがあるが、入っていない」(40.4%)が最多で、次いで「光コラボというサービスそのものについて知らない」(29.4%)という回答が多く、何らかの「光コラボ」のサービスに加入しているユーザーは合わせて30.2%だった。

電力の自由化に関する質問について、「光コラボ」加入の有無を合わせて見ると、電力自由化にともない販売会社を選んでいると回答した人のうち、「光コラボ」加入者が15.6%、未加入者が8.7%、「光コラボ」を知らないと回答した人が5.9%となり、「光コラボ」を知らないと回答した人は電力自由化の認知から利用まで、いずれも低い割合となっている。

さらに、電力自由化にともなって販売会社を検討・申込みしていると回答した662人を対象に、販売会社を検討・申込みした理由を複数回答で尋ねたところ、「料金が下がる」(60.0%)、「競争によりサービスが向上する」(28.4%)が上位で、「携帯電話などの他の生活関連のサービスとセットで割引が受けられる」という回答は21.0%だった。

このほか、電力自由化について理解はしているが、販売会社を検討していないという817人に、検討にあたってほしいサービスを複数回答で尋ねた質問では、「料金のシミュレーションが気軽にできて、現在の契約と比べて料金が安くなることがわかれば」(53.2%)という回答が最多となり、一方で「電話で簡単に申し込める」「店頭などで簡単に申し込める」という回答はどちらも1割未満に留まっている。

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