×:連絡を入れないでお迎えの時刻に遅れる

「5時に必ず迎えに来るからね」と約束したのに、仕事が押して5時15分になってしまうことってよくありますよね。「たった15分だし、子どもは時計なんてわからないからまあいいかっ~」と思っていませんか?

子どもは5時になると迎えに来ると信じて待っています。時計が読めなくても、保育士がいそいそとかばんに汚れた着替えを詰めたり、連絡帳を書いたりする姿を見て、そろそろママが迎えに来ることを察知しています。

ところが、ママが約束通りに現れないと、子どもの不安感は一気にピークに達します。大人にとってはたった15分でも、子どもが不安な気持ちで過ごす15分は1時間くらい長く感じられます。

さらに、配慮の足りない保育士がうっかり、「ママ、遅いね」なんて口にしてしまうと、「もしかして永遠に迎えに来てくれないのかも」とすら思ってしまうものなのです。こうなると翌朝の別れ際、いつもより不安がいっぱいになり、もっと泣くことになります。

そうならないためにも、お迎えの時間が遅れる場合は、必ず園に連絡をして子どもにも伝えてもらいましょう。

泣く時間は必ず短くなってきます

それでも4月中はママとのお別れが辛くて泣いている子どもも多いです。でも必ず毎日、数分ずつ泣いている時間は確実に減っていきます。最初は30分も泣いていた子どもは翌日は25分、翌々日は20分、そうして4月末には別れ際に一瞬だけ「ワーッ」となったりします。

また、夕方、早めにお迎えに来た他の保護者の姿を見ると「ママに早く会いたいな」と思い出してしまい、また泣く子どももいます。すると、自分の親が迎えに来た途端、大泣きします。

そんな姿を見て「朝、預けるときも泣いていた、迎えにきても泣いている。ひょっとして一日中泣いていたのではないか・・・」と勘違いしてしまいますが、そんなことはありませんよ。最初と終わりだけ泣いているだけです。

それから週末明けの月曜日の朝は他の曜日より泣きます。5月の5日連休明けも結構泣きます。お盆休み明けも泣きます。このことも頭の片隅に入れておいてくださいね。