『ラグビーW杯 2019』へ向けて、日本代表が新たな一歩を踏み出す。韓国、香港とホーム&アウェイで戦う『アジアラグビーチャンピオンシップ(ARC)2016』に挑むのだ。

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と言っても、昨年の『W杯』で歴史的3勝を挙げたメンバーは現在、『スーパーラグビー(SR)2016』などで奮闘中。新ヘッドコーチ(HC)のジェイミー・ジョセフが指揮を執るのも『SR 2016』終了後となるため、U-20日本代表兼ジュニアジャパン中竹竜二HCが代理を務める。メンバーも3月の『ワールドラグビー パシフィック・チャレンジ2016』に参戦したジュニアジャパンのFL金正奎(NTTコム)主将をはじめ、LO小瀧尚弘(東芝)やPR知念雄(東芝)、複数のポジションをこなす中村亮土(サントリー)らが名を連ねることになるだろう。気になるメンバー発表は4月上旬予定とのこと。

日本代表は『ARC 2016』を経て、6月11日(土)・アウェイでのカナダ戦、18日(土)・豊田スタジアム、25日(土)・味の素スタジアムでのスコットランド戦に突入する。こちらはヒト・コミュニケーションズ サンウルブズのマーク・ハメットHCが采配を振るう。『SR 2016』に参戦している『W杯 2015』の主力と『ARC 2016』の若手が融合したメンバーとなり、ジョセフHCの意向も組み入れられるという。

若きフィフティーンにとって、韓国、香港とのリーグ戦が、ホスト国として迎える『W杯』への長き険しいサバイバルレースの第一関門となる。『ACR 2016』で高いパフォーマンスと将来性をアピールして、2019年にジャパンのジャージーを勝ち取るのは誰か。

『ARC 2016』は4月30日(土)・ニッパツ三ツ沢球技場(神奈川県)にて日本代表×韓国代表、5月28日(土)・秩父宮ラグビー場(東京都)にて、日本代表×香港代表を開催。三ツ沢では女子の日本代表×カザフスタン代表、秩父宮では女子の日本代表×香港代表の試合も同日開催する。チケットの一般発売は4月2日(土)午前10時より。なお、チケットぴあでは一般発売に先がけて先行先着受付を実施中。