銀座に新ランドマーク「東急プラザ銀座」がオープン、国内外客呼び込む

2016.4.1 17:53配信
東急プラザ銀座

銀座エリアに大型商業施設「東急プラザ銀座」が3月31日、オープンした。ファッションや雑貨、レストラン、カフェなど125店舗(オープン時)が入る。

立地は、銀座の数寄屋橋交差点で、旧モザイク銀座阪急(1956年~2012年)の跡地となる。外堀通りを挟んだ向かいにはソニーショールーム/ソニーストア銀座があり、裏側に中央区立泰明小学校がある。

敷地面積は3766.73平方メートル、地下5階から地上11階までで、そのうち地下2階から地上11階までが売り場となる。延べ床面積は約5万平方メートル。

外観は日本の伝統工芸である「江戸切子」をモチーフにした「光の器」をコンセプトにしたもの。「江戸切子」のモチーフは外観だけではなく、店内のオブジェにもいくつも採用され、エレベータ脇に設置したアートウェールも「切子」パターンをモチーフにしている。

地下2階が東京メトロ銀座駅のコンコースと直結するほか、晴海通り側に設置したエスカレータから、3階のメインエントランスにアクセスできる。このほか、反対のみゆき通り側にもエントランスを設けた。

●三菱のイベントスクエア「METoA Ginza」で約20メートルの大画面

最先端のファッション、雑貨などが集まる「東急プラザ銀座」だが、ガジェット好きにお勧めしたいスポットは1階から3階の一部にオープンした三菱電機のイベントスクエア「METoA Ginza(メトア ギンザ)」だ。

METoAは、Mitsubishi Electric:Touch of Advancementの頭文字をとったもので、「三菱電機で未来に触れる」ことを意味しているという。また、「METoA Ginzaは、「新しい発見を、三菱電機と一緒に。」をテーマにし、「三菱電機のテクノロジーが、アートや伝統、さまざまな文化と結びつき、新しい価値をカタチづくっていくことを目指す」という。

1階は、オーストラリアカフェレストラン「Me’s CAFE & KITCHEN at METoA Ginza」が出店する。オセアニアで有名なオールプレスエスプレッソのスペシャリティコーヒーや、チアシードなど話題のスーパーフードを使ったメニューを提供する。厨房では、三菱電機製の冷蔵庫や電子レンジを使用している。

2階はイベントギャラリースペースで、壁面には、独自設計した横幅19.4メートル、高さ2.7メートルの64面液晶マルチディスプレイによる大型映像システム「METoA VISION」(メトア ビジョン)を設置した。

6月28日まで、オープニングイベントとして「Flowers for Ginza-映像と花との美しい出会い。」として、「フラワー」をテーマにした3組のフラワーアーティストと映像クリエイターがコラボレーションした映像イベントを開催する。イベントのテーマは、定期的にリニューアルしていく。

3階は最新の技術と人々の出会いを導くコミュニケーションスペースで、多彩なテーマのワークショップやトークイベント、独自の視点で選んだグッズの展示販売などを行う。また、6台のデジタルサイネージを設置し、画面の前に立つと人の動きに合わせて画面上の色とりどりの花が浮遊する。

●東急ハンズの新業態「HANDS EXPO」

7階には東急ハンズの新業態「HANDS EXPO(ハンズエキスポ)」が出店する。有楽町駅最寄りの商業施設「マロニエゲート」に「東急ハンズ銀座店」を出店しているため、取扱い商品は既存の東急ハンズとは異なるものを多数そろえた。担当者によると「これまで扱っていなかったメーカー・ブランドの製品を揃えた。取扱いメーカーは全19社だが、うち16~17社が新規」だという。

和をテーマにした小物や人気アニメのグッズなどもあり、インバウンド(訪日外国人観光客)にも海外へ出かける際の日本土産としてもちょうどよい商品を揃えた。

●インバウンドの囲い込みにも注力

銀座といえば、もはや無視できないのがインバウンドだ。銀座中央通りには毎日のようにツアー客を乗せた大型バスが止まり、買い物を楽しむインバウンドの姿を多く見かける。

8~9階には都内最大の市中空港型免税店「ロッテ免税店銀座」が出店。訪日外国人や出国日本人に向けた関税、消費税、酒税、煙草税を免税した商品を取扱う。ブランドラインアップは、グッチ、アレキサンダー・マックイーン、コーチなどのアパレル、フランクミュラー、オメガなどの時計、フェンディ、ディオールなどのサングラス、トムフォード、SK-II、エスティ ローダーなどの化粧品に加え、炊飯器などの家電も揃えた。

夏には、銀座4丁目交差点に新商業施設「銀座プレイス」がオープンする。敷地面積は約645平方メートルで、建物の高さは56メートル。晴海通りを挟んで向かい側に位置する銀座三越よりも高層で、同交差点の新ランドマークとして注目が集まる。さらに2017年開業予定の銀座6丁目プロジェクトなど大型再開発プロジェクトが進んでいる。今後、ますます銀座が変わっていく。

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