本気にさせちゃうキャラ

筆者が出会った女性の中で、ナンバーワンに美しく、少しおっとりして”隙”があるアンナさんは、男性を本気にさせちゃうキャラ。でも、男性にとって本命タイプのアンナさんには苦労も多いようです。

既婚男性は「彼女になってほしい」と口説き、独身男性は「結婚を前提に……」と果敢に挑みますが、彼らは、アンナさんが答えを出さなければ、あっという間に去っていってしまい、いい関係が長く続きにくいのです。

アンナさんにアプローチする男性は、みなさん、アンナさんを“自分だけのアンナさん”にするという目標を持ってしまうので、その目標を達成できないとわかると、諦めて去っていってしまうのです。その点、先程の真由美さんは、お客様にとって妹なので、諦めて去るということもなく、良い関係を作りやすいようです。

男性を本気にさせてしまうキャラは、“モテて楽しそう”に見えますが、“付き合う”か“付き合わないか”の二者択一を迫られる、本気にさせちゃうキャラは、損なこともありそうです。

お友達キャラ

歓迎会、飲み会、合コンが増えるこれからの時期、もしもその場にタイプの男性がいなかったとき、使いたいのがお友達キャラ。飲み友達として楽しい印象を残して、次の飲み会を設定しやすくすると、長く付き合え、繋がりも広げることができます。

もしも、好みではない人から「好意」を寄せられ「デート」に誘われると、その人を軸にした繋がりが広げにくくなるので「今回の合コンは違う……」と思ったら、即座に友達キャラに!

設定がバレたら地獄?

もしも、今までと違った自分を演じるようなキャラ設定をするなら、細心の注意が必要です。

例えば、いつもは盛り上げ役でお友達キャラ、時には女芸人キャラの女子が、銀行マンとの合コンなので「おしとやかキャラ」で女らしさをアピールしたかったのに、一緒に参加した女友達への根回しが十分でなく、合コン途中で女芸人キャラを求められて、ぶち壊しになったという嘆きを聞きました。

設定をバラしたり、壊すような人がいれば、嘘つきラベルが貼られる可能性があります。

いかがでしたか? 少しキャラを変えてみると、今までの自分とは違う自分になれるチャンスもあり、同時にリスクもあることも、忘れてはいけませんね。

大学院卒業後、銀座のクラブホステスになるという異色の経歴の持ち主。「銀ホスライター」として、老舗クラブで磨いたコミュニケーション術&営業テクニックを、悩めるビジネスパーソンに向けて紹介。恋愛・結婚・出産など、女性にとって身近な問題を研究し「今よりちょっとだけ人生を豊かにする方法」を提案しています。