座るときも、歩くときも

次に、日中仕事や家事をしながらできる、究極の「ながら膣トレ」を紹介します。

1日オフィスで座りっぱなしというママにオススメなのが、「膣トレ座り」。

左右のお尻の中央にある骨、座骨で座るように腰かけます。自然と、背もたれに頼らず、軽く腰かけるような形になると思います。

背筋はまっすぐに、頭頂部は天井から引っ張られているイメージで、呼吸するときに膣を体の内側に引き上げるように力を入れます。このとき、耳、肩先、骨盤の横が一直線になるように気をつけて。

次に、膣に効く「膣ロックウォーク」をご紹介します。

その名の通り、ただ歩くのではなく、膣に鍵をかけるように膣を閉じ、そして引き上げて歩きます。

やはり頭頂部は天井から引っ張られているように歩きます。少し大股で歩きましょう。

いかがでしたでしょうか。これならできるかも、と思えたときが、始めるタイミングです。

本書には、この他にもまだまだ豊富な膣トレメニューが載っています。動きのイメージがしやすいので、飽きずに続けられ、いつのまにか膣を意識することが自然にできるようになると思います。

年齢や出産のために、美と健康をあきらめることはありません。フランス人女性に倣って、今度こそ、膣トレを習慣にしてしまいましょう!

【監修】ベルジェロン容子

ヨガをベースとしたパーソナル・トレーニングを行う。フランスやアメリカで活動。フランスで出産後、フランス式膣トレ「レエデュケシオン デュ ペリネ」に出会い、それを取り入れた独自メソッドを開発。3児の母。