マンガは日本語で読むのがステータス!?

清水さん「お客様から話しかけられることが多いのですが、私が日本人だと分かると、日本語で話しかけてくるお客様もいらっしゃいます。

日本でアメコミを楽しむためにオリジナルの英語版で読む人がいるのと同じように、台湾のお客様は日本のアニメやコミック、ゲームを日本語のまま、楽しむことがステータスとなっています。そのために日本語を勉強されるお客様は多いです。

とはいえ、日本と台湾の違いはあまりありません。初めて台湾へ来たときは、違いがないことに驚きました」

日本語オリジナルの書籍だけのコーナーも用意されていました

――台湾でアニメイトの認知度は高いですか?

清水さん「アニメイトの認知度は高いです。それは台湾だけでなく、他の海外でも認知されています。タイなども盛り上がりがすごいです」

――台湾ならではの魅力はありますか?

清水さん「台湾で出版されているBLなどの書籍には“台湾限定版”があり、どんどんクオリティが上がっています。また台湾でライブイベントを行うことが増えたため、日本から来られる方も多いです。

近年は、台湾でもオリジナルコンテンツが出てきていて、中国大陸からもコンテンツが増えています」

台湾のオタク女子ってどんな感じなの?と疑問に思っていましたが、日本との違いはほとんどないと感じました。

一方で台湾へ行かないと得られないものもあり、その点が独自の文化であり台湾の強みであると感じました。

近年では台湾を訪れるアニメ・マンガ好き女子も増えているとのこと。グルメや観光として日本でブームの台湾ですが、オタク女子が台湾を訪れる…そんなブームも近いのかもしれませんね。