『映画 聲の形』(C)大今良時・講談社/映画聲の形製作委員会

大今良時のベストセラーコミックを、『映画 けいおん!』などを生み出してきた京都アニメーションが映画化する『映画 聲の形』が9月17日(土)に公開されることが決定し、新ビジュアルと特報映像が公開になった。

『映画 聲の形』特報映像

原作は2013年から2014年にかけて『週刊少年マガジン』に連載され、大きな反響を呼んだ作品で、“退屈すること”を何よりも嫌う石田将也と、小学生の時に彼の学校に転校してきた少女・西宮硝子が主人公だ。ふたりが小学生の時、硝子の出現により将也は退屈な日常から解放されるが、ある出来事をきっかけに将也は孤立してしまう。やがて5年の月日が経ち、ふたりは高校生になり、ある出来事から心を閉ざしていた将也は、硝子の元を訪ねていく。

このほど公開された映像には、小学生の頃と、高校生になった将也が描かれている。つまらなそうに席についている将也と、転校生として黒板の前に立つ硝子の姿。そして意味深な「彼女は、自分に刺さった棘だった」の文字。やがて高校生になった将也はどこか寂しげな表情で、ほかの生徒たちの顔には全て“バツ印”が付けられている。「もう一度、会いたい」のテロップの後には硝子の涙が映し出されるが、ふたりの間には一体何があったのか? 映像全体に透明感のある音楽が流れており、切なさを感じさせる内容となっている。

監督・脚本は『たまこラブストーリー』でタッグを組んだ山田尚子と吉田玲子がそれぞれ担当。『映画 ハイ☆スピード!-Free! Starting Days-』の西屋太志がキャラクターデザインを務める。

『映画 聲の形』
9月17日(土)、新宿ピカデリーほか全国ロードショー