オリヴィエ賞の最優秀コメディが日本人キャストで開幕

2016.4.11 18:40配信
舞台「九条丸家の殺人事件」 舞台「九条丸家の殺人事件」

バナナマンや東京03など数々の人気芸人のコントをはじめ、人気バラエティ番組「ゴッドタン」や「ウレロ☆シリーズ」を手がける構成作家のオークラ。彼が“イギリスのトニー賞”ともいわれるオリヴィエ賞の2015年・最優秀コメディ賞受賞作を日本設定に書き換え、演出を手がける舞台、~崩壊シリーズ~「九条丸家の殺人事件」が4月8日に東京・俳優座劇場にて開幕した。開幕の前日には公開舞台稽古と会見が行われ、オークラとともに山崎樹範、大水洋介・長谷川忍(Wキャスト)、彩吹真央、梶原善ら出演者が登壇した。

舞台「九条丸家の殺人事件」チケット情報

物語の舞台は、いままでまともな公演をしたことがない劇団が、ホストや元キャバ嬢を役者に引き入れ、やっとの思いで上演にこぎつけた殺人ミステリー劇「九条丸家の殺人事件」の公演初日。開演時刻直前に発覚した座長の浮気を発端に、数々のアクシデントが勃発。舞台はそのまま開演を迎えるものの、舞台セットのドアが開かなくなったり、役者がセリフをすべて忘れたりと、予期せぬトラブルに次々と見舞われる。シリアスな芝居を必死に続けるが、芝居はどんどん奇妙な方向へ…。

オークラは作品について「ロンドンで賞をとった作品ではありますが、そういう触れ込みとはまったく逆で、本当に中身がない作品です(笑)。目の前で起こる現象を笑ってくれたらこの舞台は成功。期待しても中身はないですが、おもしろいと思います(笑)」と本作の楽しみ方を紹介。主演の山崎も「ただただコメディで楽しい舞台。気持ちよく笑って、すっきりした気持ちで帰っていただける」とコメントした。彩吹は開幕にあたり「オークラさんの底知れない笑いへの執着心。台本が毎日変わって戸惑ったりもしましたが、それがそのときどきのリアルな笑いを求める姿勢なんだなと。元キャバ嬢という役も初めて(笑)。精一杯がんばりたいと思います」と意気込み。ラバーガール・大水は「シソンヌの長谷川さんとWキャスト。見た目もまったくちがう。ちがう感じをみてほしいと思いつつ、最終的には(長谷川より)お前のほうが良かったよと言ってもらえるように、がんばって長谷川さんがミスしてくれれば」と笑わせ、対する長谷川は「(演技が)似ちゃうのかなと思ったんですが、稽古をしていくとお互い全然ちがうアプローチになっているので両方観ていただけたら。あと、ここ最近、自分はどっちかというとシリアスな役が多かったので、今回こういうコメディという新しい扉を開けてくれた皆さんに感謝です」ととぼけてみせた。梶原は「新しい息吹としてこれがシリーズ化して続いていくといいなと。(長谷川を見ながら)若干のキャストの変更はさせていただきながら、がんばっていきましょう!(笑)」とチームワークで笑わせた。

4月24日(日)までの東京公演の後、名古屋、大阪、福岡と各地をめぐる。チケットは発売中。

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