撮影中の画面(左)。撮影者のカメラが点滅信号をキャッチすると、カメラ画像の中にメッセージを表示する

カシオ計算機は、可視光通信技術を利用して、相手の写真の中にメッセージを入れたり、撮影した写真をその場で共有したりできるiPhoneアプリ「Picapicamera(ピカピカメラ)を開発し、無料で提供を開始した。

可視光通信は、人間の目に見える光を点滅させることで、デジタル信号を伝える通信技術。iPhoneアプリ「ピカピカメラ」は、スマートフォンの画面を点滅させて信号を送ったり、カメラで点滅を読み取る可視光通信を使って、相手の写真の中にメッセージを入れたり、撮影した写真をその場で共有したりできる。

「ピカピカメラ」同士の通信機能を使うことで、1枚の写真の中に複数の人からのメッセージを入れることができる。メッセージを指定するとスマートフォンの画面が点滅し、撮影者のカメラがこの点滅信号をキャッチすると、カメラ画像の中にメッセージを表示する。30種類のイラストや吹き出し、20種類の定型文も選ぶことができる。

また、「ピカピカメラ」同士が通信中の状態で写真を撮ると、撮られた人のスマートフォンに写真を自動的に送るので、グループで撮影すると、全員が同時に写真を受け取ることができる。また、メールアドレスを知らない相手でも、「ピカピカメラ」が入っているスマートフォン同士なら、写真がその場で共有できる。

撮った写真は、ワンタッチでTwitterに投稿することもできる。対応機種は、iPhone 4S/4、iPad 2、第4世代iPod touch、対応OSは、iOS 5.1以降。

・「PicapiCamera」をダウンロード