蒲田初音鮨 本日の鮪
ここで鮪の準備が行われます。今日は長崎県壱岐の106㎏だそうです。
蒲田初音鮨 特製包丁で鮪をさばく大将
大将の使っている刀のような包丁ですが、よく鮪を解体する時に、刀より長いような包丁をテレビなんかで見かけますよね? 大将の包丁は、20年くらい使ったその鮪包丁を仕立て直したもので、鮪屋さんからプレゼントされたものなんだそうです。
「ただより高いものはない、この包丁で鮪を切ると厚く切れるので、喜ぶのはお客さんと鮪屋てなもんで」と冗談を交えながら。でも惜しげもなく出してくれる鮪の量、この量は他では経験がないですね。
蒲田初音鮨 鮪
赤身、中とろ、大トロと切り分けられて、黒塗りの箱で室温に戻され後ほど生で握られ、もうひと組は漬け用に。
蒲田初音鮨 鮪
なので鮪は都合6貫頂く事になります。
4貫目は蛤。
蒲田初音鮨 蛤
千葉九十九里産を潮仕立てで。季節ですね、旨みがあって、サクッとした食感と柔らかさを持ち合わせていて美味しいです。
蒲田初音鮨 鰆
鰆です。これも他では食べた事がない素晴らしいお仕事です。宮崎の活けじめの神経を抜いて、塩水でひいて、12日間熟成させたものだそうです。生ハム的な凝縮された旨みを楽しめます。
蒲田初音鮨 鰆
「背に腹はかえられねえってんで…」と、背の部分と腹の部分とを合わせて握ってくれます。
6貫目は三浦半島小柴の天然鰻。
蒲田初音鮨 天然鰻
定置網にかかったそうです。白焼きで。
蒲田初音鮨 天然鰻
鰻自身の脂でこんがり焼けていて、切るとザクザクと包丁の音がします。
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