蒲田初音鮨 大トロ

16貫目は大トロの生。もちろん口の中でとろけます。

近畿大学の調べによると、鮪の体温は28℃が平熱だそう。その温度などを計算して、最高の状態で握られるのだから、とろけるのは当たり前ですよね。

蒲田初音鮨 大トロ炙り

そしてさらに大トロ漬け炙り。まるでチャーシューのような姿。

蒲田初音鮨 大トロ

大トロを漬け? 炙りで? 贅沢過ぎてばちが当たりそうです。でも口福ですね。

この後、先ほどから食べて来た6種類の鮪の太巻きです。もう完全に昇天しちゃいます。

蒲田初音鮨 巻物

また海苔との相性が抜群で、シャリもぴったりの状態です。この太巻きはセンセーショナル。

蒲田初音鮨 巻物

初音鮨さんでしか味わえない鮪六種の太巻き。ご馳走さまです。

と言っても、まだ干瓢と〆の玉子焼きがあります。

蒲田初音鮨 干瓢

安定の美味しさの干瓢巻き。

そしてケーキ? カステラ?と 思ってしまう玉子焼き。

蒲田初音鮨 玉子焼き

なんかどんどん進化しているような気がします。これぞ逸品の玉子焼き、これが寿司飯と合わさるとなんとも言えず更なる美味しさを醸し出すのですが、もう食べられません。お腹が一杯です。(笑)

こちらの初音鮨さんは126年・4代続く歴史あるお店です。蒲田の地には大正時代になってから、そして4代目の中治勝さんは独自のスタイルで今なお進化中。進化中の理由は、毎回新しい驚きがあるから。

蒲田初音鮨 大将と女将

ご夫婦おふたりで仲睦まじくお店を切り盛りされる姿に、魅了されるファンの人が多いのも納得のお人柄。

かなり詳しく書いてしまったので、ここまで読まされると行く楽しみが…と思われた方もいらっしゃるかと思いますが、ここまでお読みになっても、感動と至福の時を過ごせる事請け合いです。私はこの記事を書きながら、自分の唾液でおぼれそうになりましたから(笑)。

ぜひ一度、蒲田『初音鮨』で、“変態親父・寿司劇場”をご体験下さい。
詳しい情報はお店のFacebookでご確認を。

かみや・ちかよ 株式会社スイートネットワーク代表。マーケティング、試食モニター、商品開発、スイーツコーディネート、販促、販売までスイーツに関して幅広く手がける。日経PLUS1のスイーツランキングや新製品バトルではお馴染み。スイーツ以外ではゴルフや車に興味が深く、ゴルフ場のスイーツを美味しくしたいと願っている今日この頃。公式HP