映画『ズートピア』ジャパン・プレミア・イベントに登場した上戸彩

 映画『ズートピア』ジャパン・プレミア・イベントが14日、東京都内で行われ、声優を担当した女優の上戸彩、お笑いコンビ・サバンナの高橋茂雄、音楽ユニット・DreamのAmiほかが登場した。この映画は、動物たちが暮らすハイテクな文明社会「ズートピア」を舞台にしたディズニーの新作。

 主人公ウサギのジュディ役を担当した上戸は、「アフレコで苦労したことは?」と聞かれると、「全てです。もう毎日大変でした」と当時の心境を打ち明けた。

 「何回かアフレコのお仕事をさせていただいているので、台本を見た時に、まあ3日間くらいで終わるんじゃないかな、10日も(スケジュールを)押さえられてたんですけど、10日はかかんねーだろうと、3日で終わらせてやるくらいに思ってたんですよ。それで現場に行ったら、こてんぱんにやられまして…。全く進まなくて、これは公開できないぞって思いましたね」と苦労を明かした。

 作品を見た感想については、「夢を信じる力をもらいましたね。この映画を見ることによって、何か頑張ることとか夢を見つけたいなって思ってもらえる、夢を持っている方は背中を押してもらえる映画になっているので、そういう明るい気持ちになってくれたらいいなと思います」と話した。

 高橋も「初めて見た時は、度肝を抜かれました、むっちゃおもろかった」と感想を語りつつ、「自分の身内のめいっ子やおいっ子が(公開を)すごい楽しみにしてくれていて。上戸彩ちゃんと2人でキャンペーンに行ってるから、どうやら僕のおいっ子とかめいっ子は、ほぼ2人でやってるんちゃうかっていうぐらい妄想がふくらんでるみたいなんですよ。だからこれが大ヒットして、ズートピア2とか3、(高橋が演じる役柄)クロウハウザーのスピンオフまで僕は妄想しています」と野望を明かし、会場の笑いを誘った。

 また、Dream Amiは主題歌「トライ・エヴリシング」をステージで熱唱。主題歌を披露した感想について、「めちゃくちゃ緊張して。何よりも彩さんと高橋さんの前でっていうのも緊張ポイントでした」と話すと、上戸は「そんな感じしなかったよね。ずっとノリノリでした。踊ってましたよ」と笑顔で返していた。

 映画は23日ロードショー。  配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン