愛好家っぽい万年筆。モンブランの限定シリーズ。これはアガサ・クリスティ
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万年筆をたまにしか使わなかったり、
キャップを閉め忘れたがために インクが詰まる、
という症状に陥ってしまうと
その復旧はなかなかたいへんです。
なので、万年筆を愛用される方ならば、
この数右衛門の所作は当然といえば当然。

乾きやすい古式万年筆と渇きに強いペリカーノジュニア
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このシーンについては
私も今回初めて気付いたので
すべての数右衛門が万年筆愛好家的所作かどうかは
検証していないのですが、
今後の勘平切腹に立ち会うときには
必ずチェックをしなければ。
さて、今回私が買いましたのが こちらの忠臣蔵絵本。
さながら、にゃこう浪士。

かわいいですね。
と、いうことでそろそろ筆を置こうと思います。
追記
:
ここまででやっと17本...
金が要の勘平切腹の六段目には 金という言葉が47回でてくるそう。
なので、一生懸命、筆というコトバを 出してみましたが、
悔しや、30本ほど足りませんでした。

ういの・きょうこ 東京小猫商会:文具部2号、コモノ部4号。ボールペンとえんぴつの店&BraveBrownBag輸入総代理店:銀座『五十音』店主。嗜好性の高い文房具の販売や、日本全国の作家との交流を生かした製品プロデュースを手掛ける。全日空機内誌『翼の王国』コラム:『筆記交々』を2年間連載。著書『ボールペンとえんぴつのこと』(木楽舎)。公式サイト