(写真左より)永木亮太(鹿島アントラーズ)、興梠慎三(浦和レッズ)

いよいよ『2019JリーグYBC ルヴァンカップ』がプライムステージ準々決勝に突入する。4強に生き残るのはどこか。今週末決定する。

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『ルヴァンカップ』準々決勝の対戦カードは以下の通り。
サンフレッチェ広島×北海道コンサドーレ札幌(9/4(水)・札幌厚別公園競技場/9/8(日)・エディオンスタジアム広島)
FC東京×ガンバ大阪(9/4(水)・パナソニック スタジアム 吹田/9/8(日)・NACK5スタジアム大宮)
鹿島アントラーズ×浦和レッズ(9/4(水)・埼玉スタジアム2002/9/8(日)・県立カシマサッカースタジアム)
名古屋グランパス×川崎フロンターレ(9/4(水)・等々力陸上競技場/9/8(日)・パロマ瑞穂スタジアム)

広島×札幌は『2019明治安田生命J1リーグ』では1勝1敗。互いにホームで1点を守り抜き、1-0で勝利している。札幌はFW鈴木武蔵を日本代表、MFチャナティップをタイ代表、MF菅大輝をU-22日本代表、GKク・ソンユンを韓国代表、広島はFWドゥグラス・ヴィエイラをケガ、MF松本泰志、GK大迫敬介をU-22代表で欠く。カップ戦に持ち越した決着戦は、チーム力が問われる。

FC東京×G大阪では、前回の直接対決7月7日のリーグ戦で2ゴールをマークしたFW永井謙佑とMF橋本拳人が日本代表でいない。さらにFC東京はMFナ・サンホを韓国代表、DF岡崎慎をU-22代表で欠く。一方、G大阪で代表のため不在になるのはDFキム・ヨングォンのみ。ほぼベストメンバーを組めるG大阪がやや有利か。

鹿島×浦和は今後の試金石となる一戦と言える。『第99回天皇杯』も勝ち残っている鹿島と浦和は、9月は7試合を戦う強行軍となる。さらに鹿島はFW上田綺世とDF町田浩樹が、浦和はMF橋岡大樹が五輪代表で不在となる。8月27日・28日の『ACL』準々決勝で鹿島は広州恒大とスコアレスドロー、浦和は上海上港に2-2とアウェイの初戦をドローで終えた。『ACL』準々決勝第1戦から『明治安田J1』第25節へ、先発7人を入れ替えながら4-0で清水エスパルスを圧倒した鹿島と、2枚代えで臨み湘南ベルマーレと引き分けた浦和。勝ち進めば勝ち進むほど、タフな日程となる後半戦の戦いを占う180分間となる。

名古屋×川崎Fは名古屋がGKランゲラックをオートラリア代表、川崎FはMF田中碧を五輪代表で欠くのみ。川崎Fとしては対名古屋は6連勝を含む7試合負けなしと圧倒していたが、8月10日の第22節で0-3で完敗を喫した苦い記憶が強烈に残っていることだろう。リーグ戦11試合ぶりの勝利を風間八宏監督は「しっかりボールを持つこと、自分たちが相手を操ること、そしてうまく点を取ること。今日は自分たちのリズムでできた」と自信を深めた。名古屋が前回の完勝劇から連勝するのか、川崎Fがリベンジするのか。