『フィフス・ウェイブ』

クロエ・グレース・モレッツが主演を務めるSF大作『フィフス・ウェイブ』が23日(土)から公開になる前に本作のモニター試写会が行われたが、鑑賞者の97パーセントが宇宙からの侵略者が人類に仕掛ける最終手段“フィフス・ウェイブ”の正体を観賞中に予想することができなかった。

『フィフス・ウェイブ』/その他の画像

本作は、謎の地球外生命体“アザーズ”の侵略を受けた地球を舞台に、はなればなれになってしまった弟に再会するべく決死の旅を続ける平凡な女性キャシーのドラマを描くアクション大作だが、劇中ではアザーズが人類に仕掛ける攻撃が“第一の波”、“第二の波”と段階を踏んで描かれる。

彼らは巨大な宇宙船で地球に乗り付けて一気に攻撃を仕掛けるのではなく、電磁波やウィルスなどを駆使して人類にダメージを与えていき、最後に“第五の波=フィフス・ウェイブ”を用意している。しかし、観客はこの正体はなかなか見抜けなかったようで「予想もしない結末がすごい」「「ラストまでいろんな展開を想像してしまった」「これが“第5の波”なのか?と予想して観ていたら、想像以上の展開だった。いい意味で予想外だった」などの声が集まった。

また、アザーズが人間と同じ姿で地球に降り立ち攻撃を仕掛けてくる設定を評価するモニターが多く「敵か味方か分からないドキドキ感がたまらない」「誰がアザーズか想像してワクワクした」などの声が多く寄せられたようだ。

もちろん“第五の波”の正体は映画の結末に突然登場することはなく、物語のいくつかの場面で“ヒント”が提示される。アザーズの仕掛ける“第五の波”とは一体、どんな内容なのか? 予想しながら観賞すると、より映画を楽しめそうだ。

『フィフス・ウェイブ』
4月23日(土)全国ロードショー