西海岸テイストたっぷり、居心地の良い空間で食事を

昨年10月、目黒川沿いにオープンした「PEANUTS Cafe」がプロデュースする「Cafe Blanket」は、PEANUTSにゆかりのあるアメリカの西海岸をテーマにした大人なカフェ。

店名はライナスが愛する水色の“安心毛布”に由来し、店内中央に置かれた水色の大きなテーブルとオープンデッキに広がるテラス席が、ブランケットのような居心地の良さを演出しています。

メニューはすべて「Cafe Blanket」のオリジナル。
ピーナッツのストーリーやキャラクターにちなんだものや、半年ごとの展覧会と連動したメニューも登場するそう。定番メニューには原作者であるチャールズ M. シュルツ氏の好物ツナサンドとともに、ピーナッツバター、フライドポテト、ミニコーンドッグを添えた「スヌーピーディッシュコンボ」(1480円)が登場。オリジナルのドッグディッシュスタイルの皿が特徴です。

パンケーキやソフトクリーム付きのデザートピザ、ミルクセーキのほか、大人なカフェらしく、アメリカのクラフトビール「ブルームーン」(800円)や「ワイン(赤/白)」(700円)もしっかりスタンバイ。 

著名人の“ピーナッツ愛”が伝わるオープン記念展

記念すべき最初の企画展は“愛”をテーマにした「愛しのピーナッツ展。」。
シュルツ氏の夫人、ジーン・シュルツさんが選んだ原画の数々に加え、世界初公開の作品や資料も含め約150点が展示されます。

さらに、作家の吉本ばなな氏や詩人の谷川俊太郎氏など日米の著名人12人が、それぞれの“ピーナッツ愛”を映像や展示で紹介するコーナーも。

谷川俊太郎さん(撮影:黒須みゆき)
吉本ばななさん(撮影:黒須みゆき)

一般の方々から公募した「愛しのピーナッツ」では、スヌーピーのような白と黒の配色のペットや長年愛用していることが分かるグッズなどの写真が展示され、それぞれのピーナッツ愛が写真を通して伝わります。