ノジマが出店する「ゆめまち習志野台モール」

ノジマは4月21日、千葉県船橋市に同日オープンした商業施設「ゆめまち習志野台モール」の2階部分に、「ノジマゆめまち習志野台モール店」をプレオープンした。グランドオープンは23日となる。

国道296号沿いに位置する「ゆめまち習志野台モール」は、敷地面積が1.6万平方メートル、地上2階建てで、延床面積は8830平方メートル。駐車場は343台で、このほか駐輪場も備える。

ノジマのほか、関東に展開するスーパーマーケット「ロピア」、ドラッグストアの「セイムス」、ファミリーレストラン、アパレル、100円ショップなどが出店する。

「ノジマゆめまち習志野台モール店」の売り場面積は約2160平方メートルで、パート・アルバイトを含む従業員数は約30人。商圏エリアは船橋市、八千代市を含む半径3km圏内で、DMを約2万部、オープニングチラシを約4万部近隣に配布した。店長は萩野 慶彦氏が務める。

オープニングセレモニーでは、執行役部長 兼 地区長の城所 俊雄氏が出席し、「半径5km圏内には競合店が2店あり、正直出店を迷ったが、半径3km圏内だけでも約20万人以上の人口があり、また増加が続いている。新しいフィールドを発展させたい」とスタッフを激励した。

2階のエスカレーター近くの入り口前にはメイン通りが並び、スマートフォンコーナー、理美容家電コーナーが並ぶ。萩野店長は「店舗周辺には団地が建ち並び、ご家族のお客様が多い。家族の携帯電話料金を見直そうとY!mobileや格安スマホのニーズが高いだろうと思い、一番目立つところにコーナーを設けた」と説明した。

特にスマホコーナーでは、30分お客を待たせたら罰金として1000円分払うという「お待たせしま宣言」キャンペーンを4月30日まで実施。スマホ売り場担当の渡邊 陽介氏は「スマホコーナーは長時間待たされる、というイメージを持っているお客様は多い。ノジマでは、お声がけを頂いたらすぐ料金表をお出しするなど、お待たせしない工夫をしている。あえてオープン時に大々的にキャンペーンをやることで、ノジマはお待たせしない、というイメージを持って頂きたい」と説明した。

最後に萩野店長は「来店して下さるお客様に最適な商品を提案して喜んで頂きたい。何かを買うならノジマがいいな、と選ばれるお店を目指します」と意気込みを語った。