2016年4月14日と4月16日、九州の熊本県と大分県において大地震が発生し、熊本県益城町では最大震度7が計測されました。多くの方が被災され、今も捜索および復旧作業が行われています。被災されたみなさまには、謹んでお見舞い申し上げます。

私たちが住む日本では、1995年1月17日の阪神・淡路大震災、2011年3月11日の東日本大震災などの大きな地震が起き、そして、小さな地震は毎日のように発生しています。

持ち出し袋の中の確認は大丈夫ですか。
自宅への帰宅経路は常に考えているでしょうか。

時が経つと、そういった意識が薄れてしまうこともあるかもしれません。

もし、地震や災害がやってきたら・・・
子どもたちと一緒にいるときにはどうしたらよいか、離れているときは?
さあ、子どもと一緒に考えてみませんか。

今回は、「こんなときどうする?」を親子で考えることができる絵本や本をご紹介します。

子どもと一緒に読みたい、もしもの時を知ることができる本や絵本

子どもにも知っておいてもらいたい「地震や災害について」がわかりやすい本や絵本です。是非、一緒に読んで、「知る」「考える」「準備する」ができるとよいかもしれません。

 

「じしんのえほん」
国崎 信江 (著),目黒 公郎 (監修), 福田 岩緒 (絵)

子どもが一人でいるときに地震がきたらどうしよう??どうなる? どうしたらいい?通学路や自宅などの状況ごとに身の守りかたを伝える、親子で読む地震防災絵本。コピーして使える、氏名住所、保護者の情報、アレルギーについて記載することができるサバイバルカードもついています。子どもたちと地震の時にどんな行動をとるべきかを、一緒に考えることができます。

「クレヨンしんちゃんの防災コミック 地震だ!その時オラがひとりだったら」
永田 宏和 (監修)

5歳のしんちゃんが留守番をすることになった、たいくつな昼下がり。突然の大地震がしんのすけを襲う! その時、しんちゃんはどうする?「どんな行動をとればいいのか、どう準備すればいいのか」を、『クレヨンしんちゃん』のマンガと、イラストと写真を使ったルビつき解説で、わかりやすくまとまっています。子どもたちの大好きなしんちゃんと一緒に地震のことを学ぶことができます。

「キティちゃんのじしんがきたらどうするの?」
セコム子を持つ親の安全委員会 (監修)

地震が来たらどうする?キティちゃんと一緒に地震が来たらどうする?を学ぶことができます。3歳くらいから未就学児の小さい子どもたちにもわかりやすい内容となっています。