ユ・スンホ 写真提供:A.R.A

出演作『リメンバー〜記憶の彼方へ〜』については、「初めて壁にぶつかった気がした」とか。「弁護士という難しい役どころであるとともに病を抱えているという主人公でした。弁護士に普段お会いする機会もないので役作りどうしたものかと悩みました。しかも初めの頃は記憶をしすぎてしまう過剰記憶症候群ですので、ものすごく長いセリフを覚えるのが大変でした。この作品を通じて自分自身を発見しましたし、貴重な経験だったと思います」と作品に対する思いを明かした。

また、普段から「体を動かすことが苦手」だと言っているユ・スンホだが、劇中のダンスをするシーンについて「やりたくなかったんですけど、お父さんとのいい思い出のシーンだったので仕方なくやりました。友だちがSNSに動画を上げて『こんなダンスをするのはいったいどこのどいつだ』って言ったんですけど、仕方ないですよね、僕の体はそんなふうに動いちゃうんですから」と爆笑をさらった。ちなみにそのシーンは10話で登場するのでお楽しみに。

圧巻だったのは19話の法廷の場面を舞台上で再現したこと。父の無実を証明するために再審公判に臨むシーンだ。ドラマの映像に続き、舞台上のユ・スンホにスポットライトが当たると、弁論の長ゼリフを迫真の演技で見せ、会場からは拍手の嵐が巻き起こった。

「あのシーンを撮った時、ジヌは僕自身でした。たくさんの悔しさ、たくさんの無念さを抱えていたので、裁判長の言葉に自然と涙が流れてきました。パク・ソンウンさんが頷くのを見てさらに涙がこぼれました。とても記憶に残る場面です」と感想を述べた。

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