幼児期の多くの習い事のなかでトップ3にいつも入っているのが「スイミングスクール」です。

地域によっては近くに何件もあったり、スクールバスまで走っていると選択肢が多くなってしまい何を基準に選んだらよいのか迷いますよね。

そこで今日は、 1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子がスイミングスクールの選び方についてお話します。

1. コーチ一人当たりの生徒数

コーチ一人当たりの生徒数をよく観察しましょう。そして、とんでもない大人数を一人で見ているところは避けましょう。安全面でも目が行き届かないからです。

2. 子どもが水に浸かっている時間

立食パーティで鮨詰め状態でお客を動員し、食べ物が不足。お盆休みの新幹線の乗車率120パーセント。これと同じような感じでコーチの数やプールの広さに見合わない生徒を入会させているスイミングスクールがあります。

そうなると一度に大勢の子どもを水の中に入れておくのは危険なので、数人が水に浸かっているだけでその他大勢の子ども達が長時間、プールサイドで座って待たされていることがあります。

“レッスン時間は60分”と謳い文句があってもラジオ体操ばかりやっていたり、水につかっている時間が20分しかなかったらレッスン代がもったいないですよね。

それに順番を待つ訓練だったら幼稚園の集団生活だったり公園のブランコ待ちだったり、ここでなくても出来ますからね。

3. 振替があるか

多少具合が悪くても買い物に連れて行くことはできます。けれども水に入ると体力を消耗しますし、他の子どもにもうつしてしまいますから欠席させなくてはなりません。
また下の子が風邪を引くと上の子も休ませることになり頻繁に行けなくなります。

最悪、月に1~2回しか行けない月があったりなど…そんな風にレッスン代が無駄になることにならないためには、“別の曜日に振替ができるシステムがあるかどうか”を事前に確認しておきましょう。しょっちゅう休んでいたらレッスン代がもったいないことになります。

4. 年間の回数

月に4回、火曜日があると年間 4回×12ヶ月=48回 です。でも、まず年間48回休みなしでレッスンがある教室はありません。夏休み、お正月休み、祝日と重なったりするからです。

たいてい40回~44回ですね。でも40回と44回では4回分も違います。一ヶ月の月謝に相当する回数です。

ですから、月額料金だけではなく、年間レッスン回数もしっかりとチェックしておきましょう。

「ハピママ*」更新情報が受け取れます