自分を謙虚に見せる、親御さんと相手を立てる

ほかにも、老若男女の悩みが集まるQAサイト『OKWave』で「結婚の挨拶をする際に注意すべきことって何ですか?」と意見を投げかけたところ、人生の先輩からこんな有難いアドバイスが。

「『私は彼女のお父さんには到底及ばないで、彼女も物足りないと思うだろうが、負けないように追いつけるように頑張りたいと思う』という姿勢は大事です。

彼女を育てた事への感謝の気持ちを持ち、相手のお父さんに対する尊敬の念を示してください。そうすれば彼女のお母さんは必ずあなたの味方になります」(Dr.Hyperさん)

確かに自分を謙虚に見せる姿勢は大事ですよね。挨拶時も「まだまだ至らないことばかりで、親御さんや●●さんにご迷惑をお掛けしてしまうかもしれませんが……」とひと言断っておくだけでも、内心不安な親後さんも「まあ、しばらく様子を見てあげよう」と納得してくれるかもしれません。

自分から相手のことを話しておく

また、事前に相手のことを親御さんに話しておくのも有効、という意見も。

「事前に相手の情報を多く伝えておいたほうがいいです。なるべく主観でない情報を相手から親御さんに伝えてもらってください。やっぱり当事者の彼、彼女がきちんと親を味方につけていることが大事でしょうね。

『親に会わせるからと言って反対されたらどうしよう』という態度じゃなくて、『私が選んだ人を招くからお父さんお母さん、彼or彼女をよろしく!』と自信を持って紹介することじゃないかな」(3m2s6tlpleさん)

年齢が若いうちは親御さんも、ついあれこれと口を挟んでしまうかもしれません。でも、ここでも大事なのは当人同士の気持ち。
相手が●●してくれて嬉しかったこと、助けられたことなど。「相手のこんなところに惚れた」というエピソードを、積極的に自分から親御さんに話してあげると良さそうです。

「娘or息子がそこまで言う相手なら、一度会ってみよう」。自分の想いが親御さんに伝わって、相手との結婚を前向きに考えてくれるかもしれません。

まだ一度会っただけでは、親御さんもあなたも人柄が分からないことも多いはず。何度か会う機会を持ちながら、徐々にお互いのことを理解していく姿勢が持てるといいですよね。

フリーランスライター。女性向けWeb媒体を中心に、恋愛、結婚、仕事、ライフスタイルに関する記事を執筆。自分の身と心で感じたことを企画立案し、記事にしながら読者に役立つ情報を発信している。自身の「note」に活動実績一覧を掲載中。介護福祉士、保育士資格保有。