無償は7月29日まで、Windows 10アップグレード促進キャンペーン開始

2016.4.28 16:58配信
全国を巡回するキャラバンカーを披露する平野社長

日本マイクロソフトは、4月27日、Windows 10の無償アップグレードの終了が7月29日に迫っていることを受けて、OSのアップグレードを促進する施策とキャンペーンを発表した。

無償アップグレードの対象となるのは、Windows 8.1/8/7を搭載するデバイスだ。マイクロソフトは、Windows 10ローンチから1年間はアップグレードを無償とし、ユーザーの最新OSへの移行を促してきた。平野拓也 代表取締役社長は「グローバルでWindows 10の稼働デバイスは2.7億台以上、同OSを搭載したモバイル端末も多数登場しており、発売もしくは開発しているメーカーは国内だけで11社ある」と、普及への手ごたえを語った。

一方で「無償期間終了まで残り100日を切ったが、まだユーザーの約63%が終了時期を知らず、約31%がWindows 10の価値を認識していない」と現状の問題も報告。サポート体制の充実とキャンペーンによって、認知とアップグレードの実行をさらに促すための方策を発表した。

まず展開するのは、全国の10都市以上で実施する体験キャラバンだ。キャラバンカーを走らせ認知を広めるほか、体験ブースを街中やイベント会場に設置し、Windows 10に対する理解度を高める。キャラバンカーはWindowsの意匠が随所に散りばめられた特別仕様。「無償アップグレードは7月29日まで」というメッセージを喧伝する。車体にはQRコードが付いており、読み込むとアップグレードのガイドサイトにアクセスできる。

次に毎月10日を「Windows 10の日」に定め、パートナー企業と提携してユーザーにお得なキャンペーンを実施する。パートナー企業は現在15社で、今後さらに拡大していく。すでにAOSデータ、セルシス、第一興商の3社で具体的なキャンペーンが決定しており、割引サービスや限定コンテンツを提供する。

この1年間でユーザーから挙がった声をもとに、サポート体制の充実も図る。電話とオンラインチャットの「Anser Desk サポート」は、営業日を休日・祝日まで拡大。祝日は7月末までの対応となるが、毎日9時から18時まで受け付ける。

また、アップグレードガイドの特設サイトをリニューアル。アップグレードの方法、最新OSのメリットなどの情報を拡充した。特に重視したのは、ユーザーの大きな関心事である「ハードウェア・ソフトウェア・周辺機器の互換性」だ。

業務執行役員の三上智子 Windows&デバイス本部長は「Windows 10を使用しているインサイダーの声にはいままで以上に耳を傾けている。発表当初からアナウンスしている通り『最後のメジャーアップデート』という位置づけのWindows 10は、ユーザーとともに育てていくOSだと考えている。またフィードバックだけではなく、本国から専門チームを招き、徹底的に互換性を調査した」と拡充の内容を説明。サイトでは、各メーカーのどの製品がWindows 10に対応しているか詳細に知ることができる。

アップグレードだけでなく、Windows 10搭載デバイスへの乗り換えも訴求していく。家電量販店ではWindows搭載デバイスを集めた「Windowsエリア」を設置する店舗を拡大。現在、ビックカメラ、ケーズデンキ、エディオンなど27店舗で展開しているが、ヨドバシカメラ マルチメディアAkiba店でも4月29日にプレオープンする。

自社のデバイスである「Surface」は学生向けの拡販施策を強化。現在展開している「Surface Cafe」や「知るカフェ」で取り扱うデバイスを4月28日からは「Surface Book」まで拡大。学割キャンペーンも継続して実施する。(BCN・大蔵 大輔)

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