『シング・ストリート 未来へのうた』(C)2015 Cosmo Films Limited. All Rights Reserved

『once ダブリンの街角で』でアカデミー賞歌曲賞を受賞したジョン・カーニー監督の最新作『シング・ストリート 未来へのうた』が7月9日(土)に公開することが発表された。80年代のダブリンを舞台に、バンド活動に熱中する少年の青春の日々を綴ったカーニー監督の半自伝的作品だ。

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主人公は、両親の離婚やいじめによって人生のどん底を感じている14歳のコナー。ある日、彼は街で見かけた女性に恋をし、とっさに「僕のバンドのPVに出ない?」と口走ってしまう。そこで慌ててバンドを組んだコナーは、彼女を振り向かせるためロンドンの音楽シーンを驚愕させるPVを撮ると決意し、音楽活動に没頭していく。

『once…』『はじまりのうた』など、観客を魅了する音楽映画を贈り出してきたカーニー監督。自身の原点の物語とも言える本作では、デュラン・デュラン、A-ha、ザ・クラッシュ、ザ・ジャムといった当時のブリティッシュ・サウンドを使用し、恋や友情、夢に燃える少年たちの青春を彩る。さらにアメリカの5人組バンド“マルーン5”のアダム・レヴィーンが主題歌を担当し、U2のボノが音楽監修をしており、数々の楽曲が青春ドラマを盛り上げることになりそうだ。

『シング・ストリート 未来へのうた』
7月9日(土) ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか全国順次公開