ソニー、実質8年ぶりの黒字化、熊本センターは5月末にも一部生産再開へ

2016.4.28 18:32配信
15年度決算について説明する吉田憲一郎 代表取締役 副社長 兼 CFO

ソニーは4月28日、2015年度の連結業績を発表した。売上高は8兆1057億円で、前年度比で1.3%減だったものの、エレクトロニクス主要5分野がそろって黒字化したことが奏功し、営業利益は2942億円と前年比で329.2%増、純利益は1478億円と、2007年以来実質8年ぶりの黒字化を達成した。

なお、2016年度の連結業績見通しについては、熊本地震の影響で発表を見送った。5月24日をめどに改めて発表する予定。実質8年ぶりの黒字化について、ソニーの吉田憲一郎 代表取締役 副社長 兼 CFOは「ソニーのブランド商品が元気になってきたことが要因ではないか。チームでの商品力、販売力の強化が成果を出したと感じている」と語った。

このほか、4月に発生した熊本地震の影響についても第3報として発表した。同社は熊本県菊池郡にあるデジカメ用撮像素子などを製造するソニーセミコンダクタマニュファクチャリング・熊本テクノロジーセンターが被災した。従業員数は約3200名で、人的被害はなかったものの、一部の従業員はまだ避難所生活を送っている状況。熊本テクノロジーセンターの被災状況は、高層のクリーンルームに大きな被害があり、現在被害詳細につき調査中。低層のクリーンルームについては被害は小さく、5月末にも生産を再開できる見込み。

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