ベストマザー賞の芸能部門を受賞した藤本美貴

 「第9回 ベストマザー賞2016」授賞式が6日、東京都内で行われ、芸能部門で同賞を受賞したタレントの藤本美貴が登壇した。「ベストマザー賞」は、ママたちの憧れや目標となる“ベストマザー”を、実際のママたちの投票のみで選出するもので、今年で9回目。

 4歳の長男、9カ月の長女の2児の母である藤本は、「過去、すてきなママたちが受賞しているこの賞を私がいただけるのは本当にうれしいです」と感激の面持ち。

 「優しいマッチョな旦那さん」こと、夫の庄司智春(品川庄司)の反応については「『すごいじゃん!おめでとう』と言ってくれました」と明かしつつ、「それだけ?」という突っ込みには「それだけです。そんな、家庭でいちいち笑いを取ったりしませんよ。聞いているこっちも疲れちゃう」と普段の様子をぶっちゃけて、笑いを誘った。

 また、吉澤ひとみ、安倍なつみなどモーニング娘。OGメンバーの妊娠報告も続いていることについては、「抱っこひもはどこがいいとか、ベビーベッドは使うのか使わないとか、そういう話はしています」と“先輩ママ”としての顔も披露。子育ての苦労については「ゴール、終わりがないことですね。今日成功しても、次の日失敗するし、日々違う。今日、めっちゃ食べた、コレ大好きなんだ!と思っても、次の日はそれが嫌いだったり…。正解もないしゴールもない」と語った。

 一方、昨年出産した長女の育児については「大変ですけど、1回経験しているし2人目という余裕もあって、(子育てを)楽しめているかな」と分析。

 また「マッチョの旦那さんが、上の子とすごい遊んでくれます」と庄司が長男の遊び相手を担当していることを明かし、将来についても「(長男は)ヒーローものが好きでそれに憧れています。運動は好きで、旦那さんも野球をずっとやっていたので、野球かサッカーどちらかやってほしいねと話しています」と笑顔で語った。

 昨年は1.5億円の豪邸に引っ越したことも話題に。藤本は「頑張って夫婦で働いていかなきゃ」と気を引き締めつつも、そこでの子育ては「快適です。子どもの成長も考えて作ったので、やっぱり“ここはこうして良かったな”と思うところがあります」と満足げ。3人目の予定を尋ねられると「家のローンが終わってからですね。35年ですが…」と冗談めかしつつ、「辻(希美)ちゃんは3人いるからすごいですよね。うちは、まだ下の子も1歳になっていないので、旦那さんと会議です」と笑わせた。

 また、子育ての方針については「2人の子どもなので、決定権は私にあるのですが、一応こうしたいというのは伝えてから決めます」と子育ての方針についてもコメント。「(夫は)『ダメだよ』とは言わないです。作戦を教えるという感じですかね。どちらかがリーダーで、(もう片方が)支えるというのが、いろんなジャンルによってあった方がいいんじゃないかなと思います」と夫婦円満の秘訣(ひけつ)も語った。