「ニコニコ超会議」に設置した生放送・生録音が体験できるティアックブース

ティアックは4月27日、インターネット生放送向け放送機器「MiNiSTUDIO」シリーズ2製品を発表した。6月上旬の発売で、価格はオープン。また、同製品を4月29日~30日に開催した「ニコニコ超会議2016」に出展した。

「MiNiSTUDIO」シリーズは、業務用放送機器を手がけるティアックとニコニコ生放送を運営するドワンゴのコラボレーションで誕生したインターネット生放送用の新しいオーディオインターフェース。2本のコンデンサーマイクの接続ができ、音楽制作の用途にも使える上位モデル「MiNiSTUDIO CREATOR US-42」、本体にコンデンサーマイクを内蔵したエントリモデル「MiNiSTUDIO PERSONAL US-32」の2機種を用意する。

両モデルとも、放送局では拍手や歓声に代表される効果音を再生する「ポン出し」機能を搭載し、ボタンを押すだけで効果音を加えることができる。司会者やゲストの声を変化させるボイスエフェクトやリバーブも搭載。ワンアクションで声に変化を加えることで、番組をより盛り上げることができる。

4月29日~30日に幕張メッセで開催した「ニコニコ超会議2016」では、ティアックのブースを設け、「MikuMikuDance」の動画に合わせた録音を実施したほか、3Dモデル化されたVOCALOIDの動きに合わせながら、抑揚を付けて録音するデモを展示した。