『X-MEN:アポカリプス』ワールドプレミアにキャストが集結

全世界で大ヒットを記録し続けている人気シリーズの最新作『X-MEN:アポカリプス』のロンドンプレミアが現地時間9日に開催され、ジェームズ・マカヴォイ、ジェニファー・ローレンス、オスカー・アイザックらが集結した。

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これまでの『X-MEN』シリーズではミュータントたちが望まずして持ってしまった力に苦しみながら、同志を集めてチームを組み、それぞれの意見や立場を巡って対立、和解、決裂する様が描かれてきたが、新作は1983年に、文明の誕生前から“神”として君臨していたミュータント“アポカリプス”が長きに渡る眠りから覚めるところからはじまる。

人気シリーズの待望の新作だけあり、当日は雨だったが会場には全世界からファンが集結。ブライアン・シンガー監督は「全く新しいストーリーで、今までにないタイプの悪役が登場し、今まで以上にスケールの大きいシーンが盛りだくさんだ。それゆえ、多くの挑戦があった。とにかく、これまでとは全く違うストーリーにしたかった」と言い「これまでX-MEN作品を観たことがない人でも大丈夫な内容だよ」と新作を紹介した。

X-MENを率いる“プロフェッサーX”を演じたマカヴォイは「僕からしてみれば、映画の一番の魅力は家族というテーマだと思う。過去の作品も家族をテーマとして扱ってきているけど、今作は家族というテーマがはっきりと描かれている」と分析し、シリーズを通じて重要な役割を果たすミスティークを演じたローレンスは「ミスティークが本当に成長し始めている気がするわ。チャールズ(プロフェッサーX)に反抗するだけではなくなってきているの。チャールズとは違う世界観を持っているけど、やっと共通するものを発見したの」と語った。

また、本作のタイトルにもなっている“アポカリプス”を演じたアイザックは、シリーズ初参加だが「多くのファンが待ち焦がれたX-MEN作品の決定版だね。一気に巨編へとレベルアップしている。ヒーローとなる以前の、X-MENの真の姿を垣間見ることもできる作品だよ」と述べた。

本作は全世界のファンが完成を待ちわびていた作品で、日本での公開日が8月11日(木・祝)に決定。夏休みの話題作として、今後、さらに注目を集めそうだ。

『X-MEN:アポカリプス』
8月11日(木・祝) TOHOシネマズ スカラ座ほか全国ロードショー

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