女性なら誰でも持つ”美しくなりたい願望”。ダイエット術、メイク術、美肌術……美しくなる方法に対しては、みさなんも敏感ではありませんか?

だからと言って、美しくなるために美容整形したり、今話題の高額プライベートトレーニングでダイエットをするのはちょっと無理! できれば、「簡単に美人になりたい!」ですよね!

筆者は、美女がたくさんいると言われる銀座のクラブで、多くの女性たちを観察してきました。よくよく観察していると、美人に見せるには、コツがあることがわかります。

顔やスタイルを、一瞬で、劇的に変化させるのは無理。でも、“雰囲気美人”なんてことばがあるように、少し意識すれば、美人の雰囲気を漂わせるのは、割と簡単!

動きはゆっくり、流れるように

日常の何気ない動きで、“その人そのもの”が見えてしまいます。一生懸命仕事をしていても、せかせか、ガサガサ動くと、ガサツな人という印象を与えます。

例えば、部下に渡す紙の資料を、デスクでパソコンの画面を見ながら、相手の顔を見ずパッと片手で渡すのと、相手の方を向いたり、両手で渡すのでは、印象がだいぶ違います。(仕事中に「そんな優雅にやっていられないっ」という叫びも聞こえてきそうですが、わずか数秒のことで、大きな差が……)

美しい印象を与える人は、動きがゆっくりと滑らかです。美人の先輩ホステスは、お客様の空になったグラスに手を伸ばし、グラスを掴む一連の動きに無駄がなく、美しく見えます。お客様から「あなたは動きまで美しいんだね」と感嘆されていました。

また、別のホステスの女性は、美しい動きを研究するため、オーケストラの指揮者の映像を分析していると言っていました。指揮棒を振る指揮者の腕の動きは、無駄がなく、美しい動きの参考になるのだそう。

ゆったりとした動作を意識するだけで、雰囲気美人に向かって一歩前進。