産院選びの決め手は通いやすさと、LDR対応&NICU併設

24時間母子同室の大部屋だったので、わが子が眠るコットが、常に自分のベッドに(めっちゃ至近距離で)横付けされました(笑)

では、私が産院選びで何をチェックしたかといいますと…

その1:自宅〜病院と実家〜病院のアクセス

もともと、実家も自宅も同じ横浜市内だったので、里帰り出産の予定はなかったわが家。

実際、身重な体で通ってみて、アクセスの良さは痛感しましたが、特に私は破水からお産がスタートしたので、遠方の病院を選ばなくて良かったと思いました。

産後、ダンナが自宅から通いやすいというのもメリットだと思います。

遠ければ見舞いに来ない言い訳にもなりますものね(笑)。

あとは、持病持ちの母が実家からも来やすいかどうか、というのも考慮しました。

特に一緒に通ってもらうとか、そういうことは考えませんでしたが、“万が一”の際に実家から近い方がいいと判断しました。

本当に困った時に頼るのはダンナの両親ではなく、自分の親かな、というのが、わが家の状況だったので……。

その2:LDR対応

出産の恐怖の一つが、「押し寄せる陣痛に耐えながら、陣痛室から分娩室まで移動する苦行」というやつです(笑)。

そんな恐ろしいことを回避できる「LDR(陣痛〜出産後まで過ごせる出産室)」なるものがあると知ってから、LDR対応の産院が条件の1つになりました。

その3:NICU併設

“こんな出産がしたい!”という強いイメージはなく、出産時が35歳と、ギリギリ高齢出産に足を突っ込んだ年齢だったため、リスクに備えて総合病院を考えていました。

総合病院でも、NUCU(新生児集中治療室)がなければ、誕生直後のトラブルが起こった際にはいきなり転院、という可能性もあるようだったので、出産スタイルにさしたるこだわりがない以上、わが子の安全を第一優先にしました。

その4:母乳育児を推奨(で、ガッツリ指導してくれる!)

母乳育児を希望したのは特に立派な理念があったわけではなく、

「授乳は自分の乳を引きずり出せばOKだから楽」なこと、「自給自足で経済的!」という、なんともわかりやすい親都合な理由です(笑)。

あと、「産後、乳やってれば勝手に痩せる」という情報も魅力的でした。

そうなってくると乳が出なきゃ、いろいろ目論見が狂うので、どうせならガッツリ指導してくれるところを選ぼう、と思ったわけです。

実際、スパルタな合宿みたいで何度か泣いたけれど(笑)、退院してから「はて、授乳ってどうやるんだっけ???」とはならなかったので、本当に感謝しています。

この辺りまでくると、必然的に候補は1つに絞られて、「お祝い膳が出る」とか、「病室が素敵」だとか、そういう“ご褒美的オプション”を楽しく選べるような状況ではなく、迷う必要すらありませんでした(笑)。

だからわずか3日間で決められた、というのもありますね。

そして、私が予約した数日後には、自分の出産予定日の予約が満員御礼になっていたので、本当に産院決めはスピードが大事だな、と痛感しました。

産院予約がこれからの人は、希望の優先順位を整理して、早々に決断することをおすすめします。

さて、次回はつわり生活で変わる父ちゃんの様子をご紹介(笑)。

お楽しみに!

横浜を愛する母ちゃんライター&エディター。エンタメ、レジャー、ビューティ、ウエディングに終活まで、幅広いジャンルの編集を手がけ、出産を機にライター業もスタート。活字中毒で、歴25年を超えるLUNA SEAのSLAVE(Jスレ)。趣味は、神輿やハーレー(ダンナの後ろ)、家庭菜園など。Instagram 

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