牛丼vs親子丼

両者の違いは使っているお肉。つまり、牛肉と鶏肉です。

牛丼で使われる薄い牛肉と、卵と鶏肉が入っている親子丼では、後者の方がたんぱく質を多く含んでいます。ですので、悩んだら親子丼を選びましょう。

ラーメン・チャーハンvsタンメン・餃子

どちらも昼時に食べたくなるメニューですね。ここは野菜の量に目を付けましょう。

油脂と糖質が多くなる前者と比較して、後者は野菜が多く取れます。どうしてもラーメン気分だという時は、より野菜が摂取されるメニューを選択すると良いようです。

カレーライスvsスープカレー

上記2つを読んだ後ですから、だんだん傾向がわかってきましたでしょうか。

この両者は同じカレーではありますが、普通の欧風カレーライスは油脂が大量に含まれています。一方のスープカレーは低脂肪。ですので、選ぶべきは後者のスープカレー。

デミグラスハンバーグvsおろしハンバーグ

こちらも何に目をつけるべきかわかりますでしょうか。両者の違いはソース。「デミグラスより醤油ベースのが良い」と同書で紹介されています。

天ぷらそばvs月見そば

最後はおそば。「たんぱく源選びのポイントは調理方法。[揚げる<炒める<蒸す、茹でる、生食]」と同書で紹介されている通り、天ぷらよりは月見を選ぶと良いそうです。

いかがでしたでしょうか。

一見、同じようなメニューではありますが、細かいところを見るとどちらを食べるべきかがわかるのでは。

食事制限を始めるほどストイックではないが、日常生活を少し変えてみたいと思っている方にちょうど良い食事法ではないでしょうか。

できる限り好きなものを食べて、良いパフォーマンスができるよう調整してみましょう。

【書籍情報】『筋トレの科学』筋トレを科学的に考える会著 洋泉社