8月の4Kテレビ市場の販売台数前年比は158.8%。増税前に大幅に伸長している

全国の家電量販店やECショップでPOSデータを集計する「BCNランキング」によると、2019年8月の4K対応液晶テレビ(4Kテレビ。なお、有機ELテレビは含まない)の販売台数は前年同月比158.8%を記録した。10月1日の増税前に駆け込みが加速している。

上位5社の前年同月比は、シャープが141.4%、ソニーが159.3%、パナソニックが159.3%。いずれも昨年を大きく上回り、特にパナソニックは大幅に伸ばした。8月週次の販売台数シェア推移では、シャープが1位をキープしているものの、ソニーとパナソニックが猛追している。

シリーズ別では、長らくシャープの「AQUOS 4T-C40AJ1」が1位だったが、8月週次合計ではパナソニックの「TH-49GX850」が首位を獲得。以下、2位にソニーの「KJ-43X8500G」、シャープの「4T-C50AN1」がランクインした。(BCN・大蔵 大輔)

*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。