『メリダとおそろしの森』公開アフレコに登場した大島優子

今夏に公開されるディズニー/ピクサーの最新作『メリダとおそろしの森』の日本語版の公開アフレコが8日に都内のスタジオで行われ、主人公・メリダの声を務める大島優子(AKB48)がマイクに向かった。『トイ・ストーリー』をはじめ、ピクサー作品の大ファンだという大島は「まるで夢のようです。やるからにはメリダが愛されるキャラクターになるよう頑張りたい」と意気込み十分だった。

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自由を求めるあまり、王家の伝統をうとましく思っている赤毛の王女メリダは、太古から続く森の呪いを目覚めさせてしまったことを機に、王国にかけられた呪いを解く壮大な冒険を繰り広げる。舞台は中世スコットランドで、過去の時代を描くのはピクサー長編作品としては初めて。また、人間のヒロインを主人公に据えるのも同スタジオ初の試みだ。

大島にとっては、ハリウッド映画の声優初挑戦でもあり「ハリウッドと聞くと萎縮しちゃいますが、あまり意識しないように、リラックスしながら演じたい」。声だけの感情表現はもちろん、目に見えない“共演者”との距離感が難しいといい「このセリフが誰に向けたものなのか、試行錯誤しながらやっています」と気合を入れる。

メリダとの共通点は「自由奔放でおてんばなところ。それに勝気だけど、女の子の部分を隠し持っているところが似ている」と大島。物語のカギである“魔法”にちなみ、「どんな魔法を使いたいか?」と質問されると、「動物と会話できるようになりたいですね。うちで飼っているウサギの気持ちが分かるかなって……。きっと相当グチっているはず」と笑顔を見せた。

『メリダとおそろしの森』
※同時上映『ニセものバズがやって来た』
7月21日(土) TOHOシネマズ日劇ほか全国公開