上手なセルフカットのしかた

男の子のセルフカットは、ほとんどバリカンをメインに使うと考えるとラクですし、上手くいきます。

特に耳周りは、子どもは動きやすい分、ものすごく難しい場所でもありますから、バリカンだとハサミではないので、ずっと安全に整えることができるんです。首周りも、ヘアスタイルによりますが、バリカンを使用することをおすすめします。

ちなみにバリカンの当て方は、このように立てた状態が◎です。

それから、男の子の場合、首周りを切る時に、骨がでっぱって刈り上げなどのムラができやすいですから、バリカンをあてるときに下を向いてもらうようにするとよいです。

ハサミの場合、使うときに“立てて”使うを意識しましょう。

全体のカットはもちろん特に前髪の場合、毛先を横に真っ直ぐに切るのではなく、毛先にハサミを立てて切ってあげることで、自然なギザギザがつき、不自然さなく仕上がります。

いずれにしても、焦らずゆっくりやることが、上手くいく男の子のセルフカットで大切なことです(木村さん)

別記事では、女の子のヘアカットをご紹介しています。こちらもぜひご覧くださいね。

【取材協力】木村旭宏さん
名古屋市の人気美容室『美容室Hair&Make Liel』オーナー。美容師としてサロンワークを行う中、雑誌等メディアで活躍するヘアメイクアーティスト。

広告・TV衣装を中心に活動するスタイリスト・ライター。パーソナルスタイリストを日本に普及した第一人者であり、サタデープラス、ズームインサタデー等、NHK、日本テレビ、TBS等TV番組出演・監修多数。長男の受験を機に、執筆業に重きを置く。ウレぴあ総研では、ファッションの枠を超えて、2児のママならではのリアル情報・食・旅をお届けしています。@kunie_11