ヤマダ電機は5月19日、新電力会社「HTBエナジー」(長崎県佐世保市)と、電力小売事業で業務提携する契約を締結した。6月15日から始める電力小売サービス「ヤマダのでんき」で、HTBエナジーが電力を供給する。

HTBエナジーは、テーマパークを運営するハウステンボス(長崎県佐世保市)の子会社で、2015年8月からハウステンボスに電力供給を開始した。現在は全国で1万件を超える契約者に低圧電力を供給する。

電力小売の全面自由化が始まった2016年4月からは、一般家庭や小規模事業者向けの電力小売業に新規参入。電力自由化のメリットを多くの人に提供したいという思惑がヤマダ電機と一致し、今回の業務提携が実現した。