TBSドラマ初出演の武井咲

 7月スタートのTBS系火曜ドラマ「せいせいするほど、愛してる」に武井咲と滝沢秀明が出演し、初共演の2人が純粋で禁断の大人の恋愛ドラマに挑戦する。そのほか中村蒼、水沢エレナ、トリンドル玲奈、高橋光臣らの出演も決まっている。

 小学館「プチコミック」に連載されていた北川みゆき氏による同名漫画を原作にしたこのドラマは、とある企業の広報部で働く主人公・栗原未亜(武井)が妻を持つ自社の副社長・三好海里(滝沢)と恋に落ち、2人の禁断の恋愛を軸に複雑に絡み合う人間模様に焦点を当てた“せいせいするほど”ひたむきで限りなく純粋な大人の群像劇を描く。

 TBSドラマ初主演となる武井は、演じる未亜について「本当に純粋で、恋にも仕事にも真っ直ぐ。同じ20代の女性として共感しながら演じています」と理想の女子像だという。これまでの“ラブコメ”から大人のラブストーリーを演じることへの期待と不安も明かし、「まだまだ手探りの状況ですが、未亜の純粋な思いや働く女性の輝きなども表現していければ」と意気込んだ。

 「オルトロスの犬」以来、7年ぶりのTBSドラマ出演となる滝沢は「非常に複雑で障害のある恋愛を描いたドラマですが、それ以上に未亜と海里のピュアな思いに惹かれました」とオファーを受けたという。演じる海里は「男の僕から見ても格好良く憧れます。仕事にも恋愛にもひたむきな大人の男女を描いているので、女性だけでなく男性にも楽しんで見ていただければ幸いです」とアピール。

 また、原作者の北川氏は「お話をいただいたときはびっくりしすぎて、しばらくはドッキリかもしれないと思っていました」と驚きを振り返り、「武井さん、滝沢さんをはじめたくさんのキャスト・スタッフの皆さまの手で描かれることを、私も一視聴者として楽しみにしています」と期待を寄せた。

 そのほか、未亜のライバル会社の敏腕営業マンで海里の最大の恋敵となる宮沢綾に中村、未亜のルームシェア仲間の真咲あかりに水沢、同じく美山千明にトリンドルなど個性豊かな人物たちが登場し、それぞれのキャラクターの恋模様も展開していく。