ペネロペ・クルスとハビエル・バルデム夫妻が、イランのアスガー・ファルハディ監督の次回作に出演することがわかった。ロケはスペインで行い、映画もスペイン語で撮影されるという。ストーリーは明らかになっていないが、スペインの田舎でワインを作っている家族を描く心理スリラーになるらしい。

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撮影は、この夏、あるいは初秋にスタートの予定。製作にはペドロ&アグスティン・アルモドバルも名を連ねる。ファルハディ監督はスペイン語を話さないが、『ある過去の行方』をフランス語で撮影した経験もあり、心配はないとプロデューサーらは考えているようだ。

ファルハディ監督は、最新作『The Salesman』で、カンヌ映画祭の脚本賞を受賞したばかり。クルスの次回作は、スペイン映画の『The Queen of Spain』。バルデムの次回作は、来年公開予定の5作目『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッド・メン・テル・ノー・テールズ』。

文:猿渡由紀

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