2015年4月~2016年4月の出荷金額と前年同月比の推移

日本電機工業会(JEMA)は、5月24日、調理家電・生活家電・理美容関連機器などの白物家電の2016年4月度の国内出荷金額を発表した。国内出荷総額は、前年同月比110.7%の1554億円で、12か月連続のプラスとなった。

製品別にみると、電気冷蔵庫は288億円(前年同月比111.7%)、電気洗濯機は257円億円(同118.6%)で4か月連続、ルームエアコンは326億円で3か月連続のプラスだった。これら主要製品を中心に二ケタの伸びを記録し、全体でも、過去10年の平均値の1490億円を大幅に上回った。好調の要因として、JEMAは「消費者の省エネ製品・高付付加価値製品への消費マインドの底堅さ」を挙げている。

出荷台数では、冷蔵庫、洗濯機、エアコンのほか、電気掃除機、電子レンジ、ジャー炊飯器などが前年を上回った。冷蔵庫は、「401L以上」の大型タイプが4か月連続のプラスとなり、伸びている。