グランドオープンした「ツクモデジタル.ライフ館」

ヤマダ電機の子会社「TSUKUMO(ツクモ)」は5月27日、東京・新橋に「ツクモデジタル.ライフ館」をグランドオープンした。訪日外国人(インバウンド)向けの新業態店舗として2015年4月にオープンした「旧ヤマダ電機 LABI Amenity&TAX FREE 新橋銀座口店跡」への出店で、インバウンド色はわずか約1年で一掃となった。

「ツクモデジタル.ライフ館」は、地上8階建てで延床面積は約4000平方メートル。ヤマダ電機が力を入れるデジタルサポートステーションを3階に配置したほか、ツクモが得意とするゲーミングPCやPCパーツなどを5階と6階に集めるなど、双方のノウハウを生かした店舗となった。

「旧ヤマダ電機 LABI Amenity&TAX FREE 新橋銀座口店」で揃えていた化粧品や高級ブランド、お土産品のコーナーはなくなり、代わりに7階にゴルフ用品、8階に紳士用品の売り場を設置。サラリーマンが多い新橋の土地柄を意識した業態に転換した。

このほか、1階を「Apple Shop」とし、スマートフォンとの連携が可能な乾電池型IoT製品「MaBeee(マビー)」など話題の製品コーナーも設置。6階にはイベントを開催する「多目的ソリューションルーム」もある。店長は鳥山光氏が務める。