季節の変わり目、朝晩はめっきり涼しくなりました。こういう時期は、心身のバランスを崩しがち。

何かあったわけではないけれど、どういうわけか、家事も仕事もやる気がしない。悪いと思いながら、子供や夫への態度もいいかげんになりがち。

こんな状態からは、さっさと抜け出したいですよね。時間や手間をかけず、元気を回復するには?忙しいママのための、手っとり早い対処法をお伝えします。

原因はプチ栄養失調!?食生活を見直そう

元気が出ないのは、”プチ栄養失調”になっている可能性があります。

食事内容が偏っていたり、ジャンクな食事や添加物の多い食材を多く摂っていないでしょうか。

元気の源のひとつは、体内にある酵素です。酵素は主に「消化」と「代謝」に使われます。
ジャンクな食事や添加物を多く摂ると、消化に酵素をつかってしまい、エネルギーを生み出す代謝にまで十分な量がまわりません。

疲れやすいなぁと感じたら、旬のもの・丹精こめられて作られた食材など、栄養価が高く身体が喜ぶ食事を摂るようにしましょう。

三首(首・手首・足首)をあたためる

元気がでない原因のひとつに「冷え」があります。身体が冷えると、血の巡りが悪くなるので、身体に十分なエネルギーが行き渡らなくなります。

特に、首・手首・足首の三首は、皮膚が薄く冷えやすい場所です。寒暖差の激しい季節の変わり目は、外気にさらされやすい場所でもあるので、三首をあたためることを心がけましょう。

ストールを巻く、袖の長い洋服を選ぶ、おしゃれなレッグウォーマーを活用するなど、着衣で工夫する他、お勧めは”足湯”です。

足湯用の桶の他、大きめのバケツや洗面器でもいいので、42℃くらいの熱めのお湯をため、冷めないように差し湯をしながら足をつけて15分。血行が良くなり、全身があたたまります。

いつも過ごす場所を整理整頓する

いつも過ごす場所を整理整頓するだけで、エネルギー回復します。物に囲まれすぎると、人体は疲弊するからです。

どんな物質も、分解していくと、分子になり、粒子になり、それらは人体に何らかの影響を与えています。散らかった部屋で過ごすと、意識も散漫になり、知らず知らずのうちに疲弊してゆきます。

疲れているときに掃除なんて・・・と思うかもしれませんが、いつも過ごす場所だけでもいいので、思いきって整理整頓してみると、それだけで元気が回復するのです。

小さな望みを叶えてあげる

元気が出ないのは、子供優先、仕事優先としているうちに、心が凝り固まってエネルギーダウンしていることが考えられます。

ならば思いきって、自分を最優先!やりたいことをやっちゃう!と、したいところですが、家庭事情や仕事事情で、なかなかそうもいかないこともありますよね。

そんなときは、まずは小さな望みから叶えてあげるのはいかがでしょうか。

「ランチはパスタを食べたい」「新色のアイシャドーを買いたい」「ゆっくり本が読みたい」など、ささやかなことでいいので、自分の心が欲していることを、叶えてあげる。

疲れすぎると、自分が何をしたいのかという感覚すら鈍ることがあります。それはかなり重症ですので、そうなる前に、小さな望みを叶えてあげてください。