こだわりの絶品！“焼き餃子”が美味い中華屋・ラーメン店・居酒屋12（2/4）

こんがりとした焼き色が食欲をそそる焼き餃子。餡と皮のバランス、大きさなど店によってこだわりが違う餃子を食べ比べ！ぴあMOOK『おいしい餃子の店首都圏版』から、おすすめの名店をご紹介！

浅草橋「水新菜館」

抜群の調理の腕による、下町の極上メニューが揃う

リーズナブルに中華料理が味わえる、地元で40年以上親しまれている庶民派の店。素材を切る、火を入れる、味つけをする、そんなひとつひとつのプロセスを調理人が丁寧に行うことでいつも行列ができる繁盛店となっている。「餃子」も野菜を細かく刻んでいるので、しっとりと滑らかな食感。きめ細かい仕事でおいしく仕上げている。

餃子（6個） 520円

水新菜館餃子（6個） 520円

キャベツなどの野菜を細かく切ることで豚肉との一体感を引き出し、味のまとまりをつくっている。

あんかけ焼きそば 900円

水新菜館あんかけ焼きそば 900円

野菜は高温の油でサッと熱して食感をしっかりと残す。麺と具は別に調理して合わせている。

［その他メニュー］五目ワンタンメン1,050円、トリソバ1150円、ミソラーメン800円、小籠包（4個）1,050円、焼肉冷麺950円、叉焼入りゆば春巻き840円

水新菜館

台東区浅草橋2-1-1
03（3861）0577
11：30～15：00（LO14：30）／17：30～20：45
日曜休、第2・4土曜休
31席
ランチタイム禁煙
カード不可
ディナーのみ予約可
昼目安1000円／夜目安3000円
JR・都営地下鉄浅草橋駅より徒歩約3分

銀座「東生園」

落語家の立川談志が好んだ、銀座らしい上品な風情の餃子

銀座にある庶民的な中華料理店。場所柄か、ほのかに品の良さが漂う。この店の「餃子」は、落語家の立川談志が好んでよく食べに来ていたという。ほどよいサイズの手包み餃子は皮が香ばしく焼き上がっていて食欲をそそる。豚肉と白菜などで合わせた餡にしっかりと味がついているので、まずはタレをつけずに味わってみよう。

餃子（5個） 680円

東生園餃子（5個） 680円

餡は豚肉のほか白菜、にらなどが入る。塩味が効いているのでなにもつけなくても美味。

黄色ニラと細切り肉炒め 1,330円（小皿1～2人前）

東生園黄色ニラと細切り肉炒め 1,330円（小皿1～2人前）

黄色ニラは臭みがないことが特徴。シャキッとした食感と細切り肉のハーモニーが楽しい。

［その他メニュー］天津麺880円、マーボーメン950円、いかやきそば1,000円、かにチャーハン1,150円、スープビーフン880円、春巻（4本）780円

東生園

中央区銀座6-2-7
03（3571）2672
11：00～14：00／17：00～翌1：30
土・日曜・祝日休
30席
喫煙可
カード可
予約可
昼目安850円／夜目安4000～5000円
東京メトロ銀座駅より徒歩約3分

神保町「揚子江菜館」

作家・池波正太郎も愛した、100年の歴史を誇る中華の店

神田のすずらん通りに、1906年（明治39）オープン。100年以上の歴史を持つ老舗であり「冷やし中華」発祥の店としても知られる。メニューには高級中華料理が揃い「焼き餃子」も風格を感じさせる。強力粉が多めの皮はややハード。大ぶりの餃子は酢醤油と豆板醤の特製タレで味わう。化学調味料は使わないのが「揚子江菜館」のポリシー。素材を大切にしたからこそ100年以上続く店になったのだ。