『悪の教典』に出演する二階堂ふみ、染谷将太、山田孝之、林遣都

11月10日(土)から公開される伊藤英明主演、三池崇史監督の映画『悪の教典』の新キャストがこのほど発表された。

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4月10日にクランクインし、現在も撮影が続いている本作は、問題だらけの高校を舞台に、伊藤演じる教師・蓮実が、自らの失敗を隠滅するために、受け持つクラスの生徒全員を惨殺するというミステリー作品。生徒役を二階堂ふみ、染谷将太、林遣都、同僚役を山田孝之が演じる。

直感が鋭く、蓮実への不信感を抱く生徒・片桐怜花を演じる二階堂は「思いこがれていた三池組。最高のエンターテインメントになるよう、現場に片桐怜花を激しくぶつけていきたい」と意気込みを語り、集団カンニングの首謀者・早水圭介に扮する染谷は「赤にもいろいろな赤があると思うけど、三池大先生のイメージする赤色の血を流したい」とコメント。同性愛者で、蓮実の同僚教師と関係を持つ前島雅彦を演じる林は「確実に衝撃的な作品になると思う。自分は孤立していて少し変わった役柄だけど、ひとつの学園の中でのお話なので、生徒のみんなと良い雰囲気を作る事を心掛けたい」と話しており、蓮実の同僚で、生徒にセクハラをする体育教師の柴原徹朗を演じる山田は「台本を読んでストーリーや役に惹かれたのと、やはり三池さんの作品には出たいという気持ちからオファーを受けた」と語っている。

監督・キャスト合わせて、ベネチア国際映画祭経験者が5名も集結している本作は、晩夏に開催される第69回ベネチア映画祭への出品も視野に入れ、撮影が続いている。

『悪の教典』
11月10日(土)全国東宝系ロードショー!