LGエレクトロニクス・ジャパンは、テレビ放送のほか、インターネットに接続してビデオ・オン・デマンド(VOD)やゲーム、映像コンテンツ、ソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)などが利用できる液晶テレビ「LG Smart TV」5シリーズ14モデルを5月から順次発売する。価格はオープン。

地上・BS・110度CSデジタルチューナーを2基搭載。テレビ番組の視聴に加え、インターネットに接続することで、ネットコンテンツが利用できる液晶テレビ。大きな画面と読みやすい文字でリラックスして読書できる「MOVI-BOOK」、無料の映画予告編「my シアター」、アニメ配信の「ムービースクエア」、人気のK-POP映像が視聴できる「K-POP ZONE」などの独自サービスや、Hulu、T's TV、TSUTAYA TV、U-NEXT、アクトビラなどのVOD、テレビ版Yahoo!JAPANが利用できる。また、独自の3D映像方式「FPR(Film Patterned Retarder)」方式を採用した「CINEMA 3D」に対応。3D映像配信専用ページ「3D WORLD」にある3D映像を視聴することができる。

「LG Smart TV」は、ユーザーが欲しい映像をすぐに見つけ出して楽しめるように、「スマートテレビをめちゃくちゃカンタンに。」が製品コンセプト。ボタン数を最小限に抑え、直感的な操作ができる「マジックリモコン」に対応し、快適な操作性を実現した。画面のアイコンやサムネイルをポイント&クリックしてコンテンツを選ぶことができ、ジェスチャー操作にも対応する。

ラインアップと実勢価格は、緻密な発光制御で輝度の均一性を99.9%まで向上させる直下型バックライトの「NANO ライティングテクノロジー」と、光と陰影をエリアごとにコントロールする「マイクロピクセルコントロール」で鮮やかな映像を表現する最上位モデル「LM9600」は、55V型「55LM9600」が42万円前後、47V型「47LM9600」が32万円前後の見込み。「LM9600」シリーズは、フレーム幅がわずか4.9mmで、スクリーンが浮いたように見えるシンプルなデザインだ。

このほか、エッジ型LEDバックライトを搭載する上位モデル「M7600」は、55V型「55LM7600」が26万円前後、47V型「47LM7600」が22万円前後、42V型「42LM7600」が18万円前後の見込み。

「マジックリモコン」や無線LANアダプタが別売の「LM5800」は、47V型「47LM5800」が20万円前後、42V型「42LM5800」が15万円前後、32V型「32LM5800」が11万円前後の見込み。同じく「マジックリモコン」や無線LANアダプタが別売で、3Dやフルハイビジョン非対応のエントリモデル「LS3500」は、32V型「32LS3500」が9万円前後、26V型「26LS3500」が8万円前後、22V型「22LS3500」が7万円前後の見込み。

「LM9600」シリーズと「32LM5800」は5月から、そのほかの機種は6月上旬から発売する。このほか、今夏には中級モデルの「LM6600」シリーズ(47V型、42V型、32V型)の発売を予定している。