55XS5

東芝は、液晶テレビ「REGZA(レグザ)」の新製品として、フルハイビジョン(フルHD)の4倍の約829万(3840×2160)画素をもつ4K2K液晶パネルを搭載した「55XS5」を、6月下旬に発売する。価格はオープンで、実勢価格は75万円前後の見込み。

4K2K液晶パネルと、高画質映像処理システム「レグザエンジンCEVO Duo」によって実現した「4K2K超解像技術」を搭載。デジタル放送やブルーレイディスク(BD)などのフルHD相当の映像を、精細感のある緻密な映像に再構成する。また、デジタル一眼レフカメラなどで撮影した高解像度の写真画像を微細で自然な立体感で再現。現像した写真のような緻密な画像を、55V型の大画面で見ることができる。

チューナーは、地上デジタル×3基、BS・110度CSデジタル×2基を搭載。地上デジタル放送を別売のUSB外付けHDDに2番組同時録画をしながら、別の地上デジタル番組を視聴することができる。また、外付けHDDに録画した番組は、家庭内のネットワークを介してタブレット端末「レグザタブレット AT700」などで楽しむことができる。さらに、BDレコーダー「レグザブルーレイ DBR-M190/M180」をHDMI接続することで、地上デジタル放送が一時保管する「タイムシフトマシン」機能を「55XS5」で操作できる。なお、3Dには対応していない。

このほか、テレビ版Yahoo! JAPAN、アクトビラ ビデオ・フル、ひかりTV、TSUTAYA TV、T’s TVに対応する。サイズは、幅125.3×高さ83.2×奥行き35.7cmで、重さは27.5kg。