不倫男からの怖い復讐エピソード

Jさんは、どう見たって女性に持てるタイプの男性ではない。それが、40代でデビューしてしまったから、ちょっとマズかった。

やっと口説き落とした女性は、Jさんより10歳程年下。とっても華やかで、Jさんには高嶺の花だったはず。きっと、かわいくて仕方なかったのでしょう。いろんなモノを買い与えたとか。彼女にハマっていたんですね。

それが、交際78年、いい年頃になったJさんの彼女も「そろそろ将来のことも考えなくちゃ」とJさんとの別れを決意。そのお別れに、激しく動揺したJさんは、なんと、彼女のマンションのドアに「買ってやったモノを返せ」「泥棒」などと、ベタベタ張り紙を……。

それも、執拗に繰り返され、彼女はご近所から、白い目で見られるように。彼女も、この復讐には耐えられず、マンションを手放すことに。悪い噂をたてられ、住む場所を変えなければならなくなるなんて、なかなかリスキー。

家に入れてもらえない旦那様

実業家のKさんは、全国に支社を持ち、全国を飛び回る出張族。自宅にいるより、出張先にいる方が長いくらい。だから、頻繁に出張する場所には、マンションを購入。ホテルに泊まるよりも経済的。そして、事件の舞台になったのは、この出張用のマンション。

ある時、Kさんの奥様が、抜き打ちでマンションを訪れると……。女性の痕跡発見! 出張用のマンションに、彼女が出入りしていたのがバレちゃいました。

普通ならここで、Kさんと奥様の修羅場になりそうですが、奥様は何も言わずに、ご自宅にお帰りになったそう。喧嘩にもならず、ホッとしたKさん。それが数日後……。再びそのマンションを訪れた奥様は、Kさんに向かって

「はい、今日からこちらでお暮らしくださいね」

と、Kさんの身の回りのものを詰めたスーツケースを置き、にこやかに「それでは、お元気で」と、マンションを後にしました。その日から5年、Kさんは、奥様の暮らす自宅に帰ることを許してもらえなかったのです。

このお話は、Kさんご本人から伺いましたが「僕ね、5年間、家に入れてもらえなかったの」と、恥ずかしそうに話すKさんの隣には、「ほほほほ」とにこやかに笑う奥様。その光景、ちょっと怖かった……。