4:家族が好きすぎる

「Tinderというアプリを通じて、30代半ばの男性とデートしたことがあるんです。約2時間のランチ中、彼が語っていた話題の8割近くが、自分の家族に関する内容でした。

とにかく家族が大好きらしく『母を喜ばせたくてきょうだい3人で何度も会って打ち合わせをした』とか『毎年1回は家族旅行してきた』とか、あまり家族が好きじゃない自分にとっては信じられないエピソードを喜々として話すんですよね。

それにしても、あなたの家族の仲良し話を聞くために、今日ここに来たわけじゃないんですけど……とぐったり疲れたことしか覚えていません」(31歳/デザイナー)

家族と仲が良いのはなにより。でも、マザコンならぬ“ファミコン”感を醸し出されると、引いてしまう女性がいるのは事実。デートなら別の話題を話してほしい。

5:余計な一言が多い

「一言も二言も多い人。3回くらい食事に行った7歳上の男性がそうでした。

たとえば彼がLINEで変換ミスをしたとき、別に流してもいいくらいの内容だったんですが、『誤植しちゃった、ごめん。修正しようとしたら間違えて送信ボタンを押しちゃって。正しくは◯◯です』と、言い訳がましく送ってきて……。そこまで言わなくてもわかるよ? と言いたくなるレベルの弁解具合じゃないですか? それに誤植って印刷物上のミスに対して使う言葉なのに(笑)。

対面してしゃべっているときにも、こういうことが普通によくあるので、この人とは付き合えないやと思うしかないわけです(笑)」(28歳/広告)

間違ったプライドの高さゆえか、言葉を重ねてミスをカバーしようとするタイプ。バカだと思われるのを極端に嫌うためでしょう。一緒にいると度々「訂正」が入り、疲れてしまいそうです。

そこさえ直せば、付き合いたいけど……そう感じてしまう惜しい男性たち。彼らがボトルネックとなっている要素に自ら気づく日が来ることを願います。

フリー編集者・ライター。岡山県出身。中央大学法学部卒業後、楽天、リアルワールドを経てフリー編集者/ライターに。関心のあるテーマは女性の生き方や働き方、性、日本の家族制度など。結婚・離婚を一度経験。11月14日に『はたらく人の結婚しない生き方』を発売。