アップル、次期iOS「iOS 10」を発表、正式版は今秋リリース予定

2016.6.15 17:22配信
「iOS 10」の画面イメージ

米Appleは現地時間の6月14日に、サンフランシスコで開催された開発者向けイベント「WWDC 2016」で、次期iOSの「iOS 10」を発表した。正式リリース版は今秋に無料提供する予定。

史上最大のアップデートという最新版「iOS 10」では、メッセージアプリを大きく強化。表情豊かなアニメーションや、受信者がスワイプしたあとにだけ見ることが可能な「インビジブルインク」によるメッセージ、手書きのノートを送信できる。さらに、入力した単語を簡単に絵文字に置き換えられる変換機能「Automatic suggestions」や、タップするだけで返事ができる「Tapback(タップバック)」機能、会話から離れることなくメッセージ上のコンテンツ閲覧や動画・音声の再生が可能な「rich links(リッチリンク)」機能を追加し、会話へのステッカー貼り付けや写真の編集などにも対応する。

新たに、音声アシスタント機能「Siri」と連携するアプリケーションを開発できる「SiriKit」を提供する。マップ機能を他のアプリから利用可能にするほか、「写真」アプリではインテリジェント機能を利用して画像を分類・表示する「メモリー」機能、ホームアプリケーションによるHomeKit対応機器の管理、「Apple Music」のデザイン変更、セキュリティ強化などを行う。

対応機種は、iPhone 5以降、iPad Air/iPad Proの各機種、第4世代iPad、iPad mini 2以降、第6世代iPod touch。現行の「iOS 9」とは異なり、第5世代iPod touchはサポート対象外。

iOS Developer Programに加入している開発者には、6月14日から、開発者向けのプレビュー版の提供を開始。7月には一般ユーザーに対するパブリックベータ版の提供を開始する予定。

アップルは、「iOS 10」の発表とともに、Mac用のOSの名称変更を発表した。従来の「Mac OS X」から「mac OS」に変更する。新たに「Siri」機能を使えるようになり、「Universal Clipboard」を使ってMacとiOSデバイス間でコピー&ペーストできるなど、さまざまな新機能を搭載した最新版「macOS Sierra(シエラ)」は、今秋リリース予定。Mac用のコンテンツ配信ストア「Mac App Store」で無料提供する。「macOS Sierra」リリース後、「Siri」は、アップルが提供する4つのすべてのソフトウェアプラットフォームで使えるようになる。

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