スタート台の上にはスタッフがいて後ろから支えてくれています。舞い上がりがちがスタート地点で、スタッフが丁寧に解説してくれます。「レディー・ヘップ」はよーいスタートの合図。その声に合わせて、バーを持ちながら離すと……、あっという間に空中に。なにこの感じ……、はじめての経験すぎてテンションが上がる。舞い上がる。

ただ、そこでスタッフの声が聞こえてくる。「そこで足をあげて!!」、言われた通りに足を上げたら意外とすんなりとできた。そして、その後は「手を離して!!」の声。少し躊躇したものの言うとおりにすると、ぶらーん。なんだかすっかり空中ブランコっぽくなりました。

これはすごく楽しいです。「見た目以上に簡単にできるのが空中ブランコの特徴」と教えてもらい、納得してしまいました。高さに慣れるのには少し時間が必要ですけど、空中で体を動かしている間は夢中になるし、スタッフの声を素直に聞いていると、正しいタイミングを導いてくれます。

集中しながら楽しく体を鍛えることができるため、海外ではダイエットとして取り入れられているようです。ちなみに空中ブランコにはまる人は「負けず嫌いのM」とのこと。走れる人やフィットネスしている人など、自分を追い込むことが好きなタイプは完全にはまるようです。