お台場パレットタウンの大観覧車を背景に空を舞うFMXライダー

 CHIMERA(キメラ)プロジェクト実行委員会は10月29日~30日に「CHIMERA GAMES TOKYO VOL.2」を開催することを発表した。キメラゲームスは、いまもっとも熱いエクストリームスポーツとストリートカルチャーにロックフェスを融合した大型イベント。4月に開催された前回(VOL.1)よりも会場の規模を約4倍に拡大。より見応えのあるパフォーマンスを楽しめる。

 VOL.2の目玉は、フリースタイルモトクロス(FMX)ショー。FMXは、助走をつけたバイクがジャンプ台から15メートルの高さ(ビル4階分)までジャンプ、空中で両手を離したりバックフリップ(後方宙返り)などのトリック(技)を繰り出しながら25メートル(大型トラック3台分)先の着地台を目指して飛ぶ豪快な競技。なかでも終盤に行われる複数のバイクが轟音を上げながら次々と空中に飛び出すトレインは圧巻。

 会場は競技ごとに観戦エリアが分かれていて、観客は場内を自由に移動できる。FMXのほかにも、自転車を自在に操る技を披露するBMX、ランプと呼ばれる半円状の人工斜面でパフォーマンスを競うスケートボードやインラインスケート、2本の綱を回し複数のジャンパーが技を交えながら跳び続けるダブルダッチなど、日本のトップクラスのプレーヤーが集結してそのテクニックを競い合う。

 またキメラゲームスは観戦するだけでなく、来場者自身も体験できるスペースが用意されているのが特徴。今回もストリートパークエリアが開設され、BMXやインラインスケート、フリースタイルバスケットボール、スケートボード、ダブルダッチからけん玉までインストラクターの指導を受けながら自分の技術に合わせた指導を受けることができる。また、自分がいつも使っているギア(道具)の持ち込みも可能。レンタルもできるため手ぶらで来ても楽しめる。

 VOL.1のメインステージでは、独特なノリと圧倒的なサウンドで観客を圧倒した東京スカパラダイスオーケストラをはじめ2日間で6組のアーティストライブが行われた。ライブの合間にはフリースタイルバスケットボールやダブルダッチ、跳び箱とマット運動を複合させたPADMA(パドマ)による床運動の超絶パフォーマンスも披露された。

 会場は東京・お台場の特設会場(青海臨海駐車場NOP区画)。入場料は大人1日券がCHIMERA公式アプリで予約決済すると前売り2,500円、一般プレイガイドでは前売り4,000円。通し券、当日券もある。保護者同伴の中学生は入場無料。